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めぐりんごさん、ご無沙汰でしたね。
鉛筆の使い方はなかなかいいです。これは立方体でさんざん練習した成果でしょう。
今回は「明暗境界線(明暗稜線とも言う)」がキーワードになります。
光の当たっている物体にはかならずこの「明暗境界線」が存在します。(ただし形としてくっきり見えないのが普通です)
たとえば地球儀に北極方向から光が当たっているとすれば、赤道が明暗境界線になるわけです。
このデッサン(ほとんど球体なので地球儀と同じはず)ではこの明暗境界線がおかしいです。(赤道の位置ではない)
このデッサンで明暗境界線がどうなっているか辿ってなぞってみてください。
(球体の場合は明暗境界線で切断すれば体積等量の2つの半球になるはずです)
いつもお世話になっております。
今回もソフトテニスのボールを描きました。
鉛筆:HB 時間:41分
<描くときに注意した点>
・形が正確になるよう注意して描いた
・明暗稜線から明部にかけてのトーンがなだらかになるよう意識した。
・明暗稜線が薄くならないよう意識した。
<描き終えて気が付いた点>
・球体の形が横長になっている
・明暗稜線がまだ薄い
・輪郭が引き締まってない
・全体的に塗りムラがある
・全体的に画面が汚い
・影の描写が不十分(形が正確でない、明暗のトーンが不十分)
・練り消しを何回も使ってしまった
・制限時間を40分に定めていたが、少し過ぎてしまった
質問のやり取りが終わってからまだ日が浅いですが、投稿してもよろしいでしょうか...
もしよろしければご添削頂けると幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
迅速なご添削誠にありがとうございます。
確かにお手本と比べると、私の球体は本当に立体感がないですね…。
考えた結果、球体のイメージが頭の中にしっかり描けていないことが原因かな…と感じました。
球体の回り込むイメージが頭の中にあれば、明暗稜線ももっと暗くなるはずだと気が付くことができるのかなと思います。
もっと立体的な感覚を養うことを意識して描く必要がありますね…。そういったところでお手本のデッサンと差が出てしまっているのかなと感じています。今まであまり考えずに描いていたので、反省しきりです。
お忙しい中ご返信頂きありがとうございます。
Hima先生の仰るように、お手本と私のデッサンとでは、明暗稜線の暗さが全然違いますね…。そのせいもあって、北極部が全然白く見えません。
次からは、グレースケールの7階調を全て使って描くつもりで、デッサンに取り組みたいと思います。
また次回も添削いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
いつもお世話になっております。
今回もソフトテニスのボールを描きました。
鉛筆:HB 時間:57分
<描くときに意識した点>
・球体に対して経緯度線になるように線を引いた。
・明暗稜線から明部にかけてのトーンがなだらかになるよう意識した。
・反射光は明るくならないように意識した。
・全体的に薄くならないように意識した。
・球体と影の形がそれぞれ正円と楕円になるよう意識した。
<描き終えて気付いた点>
・明暗稜線がまだ薄い
・明部に無駄な線が多い
・全体的に輪郭がぼんやりしている
・右下の輪郭が濃くなっている(影を描いている流れで黒くしてしまった)
・球体の形がゆがんでいる(右上と左下がつぶれていて全体的に楕円になっている)
・時間がかかってしまった
ご指導頂けると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
迅速なお返事誠にありがとうございます。
正しく反省が出来ていてよかったです。
いつも明暗稜線を描く際は、黒くなりすぎることを恐れてついつい慎重になってしまうのですが、次は恐れずに大胆に描いてみます。
質問が3点あるのですが、よろしいでしょうか。
@デッサンに調子をつけていく際は、鉛筆の腹で塗る行為は避けて、鉛筆の先で細く線を引く行為を繰り返しながら描くべきと過去ログに書いてあったのですが、受験を希望していない場合でも同じ描き方で良いのでしょうか。
A練り消しはどの程度まで使用して良いのでしょうか。
B輪郭はどのようにして描くものでしょうか(経線と緯線を正しく描けていれば、自然と輪郭は出来上がっていくでしょうか)。
お手数をおかけして恐縮ですが、ご回答頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
sasaさん、
本体も影も前回よりずっと良くなっていますね。
明暗稜線(明部と暗部の境界)が楕円形であることをもっと意識してトーンを作ってください。
奥に回りこむ感じが大切です。(赤線の楕円)
それと中間調=真ん中から明部にかけてのトーン(の変化)の表現を豊かにすると球体感がもっと出ると思います。
ご添削頂きありがとうございます。
良くなっているとのこと、嬉しいです。
実は前回投稿した日から一日一枚ずつ練習してました。
今まで頂いたアドバイスに加え、次回は明暗稜線にも意識して描いてみようと思います。
真ん中から明部にかけてのトーンについても承知しました。今まで何回か描いてみて、自分でも特に明部が苦手だなと感じております。なんとか克服できるよう頑張ります。
質問があるのですが、よろしいでしょうか。
@グレースケールは上下それぞれ何分ずつ描くべきでしょうか。
A今回、描き始める際に、十字線⇒正方形⇒その中に円を描き入れるというようにアタリを取っていったのですが、このようなやりかたで大丈夫でしょうか。
B形をしっかり取ってから陰影をつけ始めるべきでしょうか。それとも陰影をつけながら形を取っていくべきでしょうか。
C球体に生じる陰影の種類は、アンソニー・ライダーの図のように7種類と考えて間違いないでしょうか。
D手元にあったデッサンの教材には、
「球や円柱の原型は立方体や直方体である」
というようなことが書かれてあったのですが、先に立方体や直方体からやった方がよいのでしょうか。(あまりモチーフはコロコロ変えるべきでないような気もしているのですが...。)
それからこれは今回のデッサンとは関係ないのですが...
D手元に会ったデッサンの教材(↑とは違う本)には、
「デッサンには細密デッサン、受験デッサン、西洋デッサンの三種類ある」
と書かれていたのですが、豊中美術研究所の初心者のための鉛筆デッサン講座で習うデッサンはどのような種類のものでしょうか。
沢山質問してしまいすみません。どれか一部や答えやすいもののみで構いませんので、お手すきの際にご回答頂けると幸いです。
お忙しい中大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。
YUさん、
強い表現になったのはいいのですが、
まだ外側と内側のトーンの整合性がしっくりいってません。
それと外側面の明暗稜線はコップの形(逆円錐台形)の円錐の頂点にむかって、です。
yusukeさん、
強い光が当たるときはこのように強いコントラスト(明部暗部の対比)になります。
ほんとうはもっと弱い光での柔らかいトーン(中間トーンの幅を広げる)を練習してほしいのですが・・・
明暗稜線が明部に寄りすぎです。
稜線の正確な位置を決めないと丸さの表現が狂って曲面が角ばっている感じに見えてしまいます。
>明暗稜線が明部に寄りすぎです。
こちら稜線をもう少し下げた方が良いという意味でしょうか。
恐れ入りますが、ご教示いただければ幸いです。
>こちら稜線をもう少し下げた方が良いという意味でしょうか。
そうです。
明暗稜線(明暗境界)を少し下に、です。
添付図はあまりうまく描けませんでしたが、なんとか読み取ってください。
Hima先生こんにちわ。
第3室のたこ焼きさんにとてもいい刺激を受けました。
時間はいくらでもある、なんてどこかで思っていて、足踏みばかり踏み、
モチーフさえ決めれない自分でした。
彼女の貪欲さに眼からうろこです。
見習おうと思います。
ご指導よろしくお願いいたします。
お久しぶりです。
六月にデッサンをしてその講評が金曜日にありまして、その時とっても小さく書いていたので大きくするように心がけました。
よろしくお願いします。
時間 1時間
鉛筆 HB、B
物より形をとることに心がけました。
静龍さん、
大きく描くことも大切ですが、用紙を大きくしないと窮屈になります。
中のビー玉よりもその前に円柱の形を正しく描くことを勉強しましょう。
なめらかな楕円形(特に底の楕円の線)を練習してください。
楕円形は一度描けるようになれば一生を通じて描けるようになります。
(描き方を忘れることはありません)
先走らずに、まずいくつかの基本の形を身につけることを優先しましょう。
昨日投稿した気がするんですけど、1、2を探してもないのでもう一回投稿します
紙:画用紙
鉛筆:HB、B、2B、3B、4B、
時間:1時間半
よろしくお願いします。
静龍さん、
ティシューの箱の雰囲気はでていると思うのですが
その前に基本形態(箱)の形をしっかりとれるようになりましょう。
特に垂直の辺(点線)が傾かないように注意してください。
他の部分も少しづつ形がおかしいです。
それと視点をもう少し上にしたほうがいいでしょう。
1時間
HB〜6B
画用紙です。
質問なんですが、ぼかす時ティッシュ、ガーゼ、指どれでぼかせばいいんですか?
静龍さん、
この種類の鉛筆デッサンでガーゼや指などでボカすのは良くないです。
それより、しっかり直方体の形が描けるようになることと、
基本的なトーン(陰影)を身につけましょう。
箱の模様やティシューの質感などは後回しでいいです。
>それとも他のモチーフにした方が良いでしょうか?
次は紙コップか紙箱(無地の)はどうでしょうか。
基本立体には球・円柱・直方体の3つがあって、基礎の勉強ではこの3種類の「立体トーン」を身につけることを目標にします。
そのついでに鉛筆に慣れるという要素もあります。
卵・紙コップ・紙箱がそれぞれに対応しているわけですね。
この3つの「基本トーン(立体トーン)」の勉強を端折って描いた(一見上手にみえる)絵を身につけてしまうと後日たいへんな苦労をしなければならないことになります。
過去ログを読んでいただければわかると思いますが、この世にはそういうデッサンが「氾濫」しています。そして私も苦労させられています。<笑>
敬竜さんには順番を間違えずに基本から積み重ねれば、短期間にどれだけ上達するのかの「見本」になっていただければと思います。