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豊中美術研究所




デッサン講座
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20031031第三回

NO.1248 03/11/01
20031031第三回
ニコライ@新大阪


 こんばんは。
 仕事の関係で描けない日が続いたのですが、休憩のつもりで描きました。
 30分で描きあげようと、シンプルに卵のみを描いてみたのですが、顔を上げて時計を確認したら50分も経っていて少し驚きました。
 出来は、決して満足のいくものにはなりませんでしたが、描いている時は非常に楽しく、没頭していたと思います。
 反省点はトーンが上手く付けられなかった事で、卵の表面や影のタッチが必ずしも形に沿って描けなかった事です。
 それと、スキャニングしてから気付いたのですが、卵の床に近い部分の色が少し明るすぎでした。照り返しというより光っているように見えていますね。
 宜しくご指導願います。


NO.1250 03/11/01
Re: 20031031第三回
Hima@豊中美研


ニコライさん、
時間を忘れて制作に没頭する。これが原点だと思います。
その気持ちに水をささないように、次への意欲を湧かせるような批評ができればといつも思っているのですが、なかなかうまくできません。とくに相手が受験生の場合、残された時間が限られますのでつい厳しいことを言ってしまって落ち込ませてしまう・・・というようなことを繰り返しています。反省です。
受験生の皆さんはその程度のことでメゲないように頑張っていただきたい。厳しい批評は可能性を認めてこそ出てくるものなのですから。
話がそれてしまいましたが、ニコライさんのタマゴのデッサン。
しばらくは鉛筆の使い方に慣れていただくことに専念してください。
グレースケールを描いていただきたいのですが、それでいうと明るい側のトーンに乏しいのです。
タマゴの表面の微細な変化は無視してトーン(明暗)を思い通りに描けることがまず大切です。
光線の関係だと思いますが、右のほうに延びる大きな影は描かないほうがいいです。


NO.1257 03/11/02
Re: 20031031第三回
ニコライ@新大阪


 ご指導ありがとうございます。
 ご指摘の通り、トーンが上手く描けなくて少し暗くなりすぎた感がありますので、次からはグレースケールも練習してみたいと思います。
 
 此処へ来るまでデッサンの事を「絵を思い通りに描くための修行」と考えておりましたが、先生のご指摘のおかげでデッサンそのものが楽しくなってきました。
 過去ログも少しずつ読ませて貰っていますが、目からウロコな発言に割と遭遇します。
 多分絵というのは考え方一つで伸び方が全然変わるんじゃないかと、そんな風に感じました。
 少し、視野を広げるだけで。
 ちょっと忙しくなってきましたが、折を見てまた投稿したいと思います。
 それでは、失礼します。


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