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豊中美術研究所




デッサン講座
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お鍋

NO.1377 03/11/21
お鍋
ヨウ@東京


こんにちは! 今日はステンレスのお鍋を描いてみました。
質感表現に思い切って挑戦してみました。
光源を変えずにいろいろな角度からお鍋を眺めてみて、
ステンレスの最善の姿というのをイメージして描きました。
視点は横ですが、模様は斜め上から見た感じです。
本当にステンレスに見えるか不安でしたが、
「積極的に挑戦すること」というHima先生の言葉を思い出して、
最後まで描くことができました。
使った鉛筆 2B・HB
所要時間 6時間(そのうち演出3時間)
紙・A5 135k
気がついた点は
・演出(最善の姿を見つけること)に時間がかかってしまった。
・照明が弱く、光具合が悪いのでもっと演出すればよかった。
・お鍋に注目しすぎてタオルの方がおざなりになってしまった。
演出をしてしまうと、批評する側も大変だと思うのですが、
よろしくお願いします。


NO.1379 03/11/21
Re: お鍋
Hima@豊中美研


ヨウさん、
これはいいデッサンです。
金属の質感や重量感がよく表現できています。
クロームメッキのようなピカピカのステンレスならば・・・もうちょっと頑張ってください。
取っ手の左右対称感ですが(特にフタの取っ手)もう少し厳密に描いてください。
対称の形体は左右の特定ポイントを直線で結んだものがすべて平行線に見えなければおかしくなります。
タオルは白さと材質感は表現されていますが、立体感が弱いですね。
側面の陰影を描くと(上面と描き分けると)いいでしょう。
デッサンの現物を見れば、右側面の「回りこみ」の表現不足なども指摘できるかも知れません。


NO.1381 03/11/21
Re: お鍋
ヨウ@東京


批評ありがとうございます!
良いデッサンですか。うれしいです。
○フタ
左右対称は意識したつもりだったのですが、よく見るとずれていますね。
感覚だけでなく技術的な面も考慮して描かないと不自然になってしまうわけですね。
○タオル
この場合タオルも四角形なんですよね。忘れていました。
さっそく直してみます。
○右側面の「回り込み」
現物を表現しずらいので2D的な表現で申し訳ないのですが、
右側面をもう少し濃くすることで回り込みが表現できるということですよね。
こちらも直してみます。
○質感
使い古しのステンレス鍋なので、光沢が少なかったのです。
なので、演技として少し光沢を与えてみたのですが、まだ弱かったかなと思います。
攻めの気持ちでデッサンの幅が広がったように思います。
今度は四角いものに挑戦します。次回もよろしくお願いします!!


NO.1382 03/11/22
Re: お鍋
Hima@豊中美研


>現物を表現しずらいので2D的な表現で申し訳ないのですが、
>右側面をもう少し濃くすることで回り込みが表現できるということですよね。
解決法は必ずしも濃くすることではないかも知れませんが、
たとえば左右を比較してみると左側のほうが「回り込み」を表現できています。(完璧ではないですが<笑>)
そんなことなど、ヒントにしてください。
>使い古しのステンレス鍋なので、光沢が少なかったのです。
>なので、演技として少し光沢を与えてみたのですが、まだ弱かったかなと思います。
現物を知らないのでうまく言えませんが、蓋の質感がどう見ても金属に見えます。
よく描けていますよ。


NO.1395 03/11/23
Re: お鍋
Hima@豊中美研


「お手本」に採用させていただきました。ヨウさん2作目ですね。

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