
<携帯版>
豊中美術研究所
デッサン講座
INDEX
←BACK
NEXT→

NO.1663
04/01/12
円柱6。
カナ
再びこんにちはー!今回も円柱描きました。
時間は1時間、鉛筆は2H〜2Bです。
学校の先生にもちょっと見てもらって薄い鉛筆で白いところを塗ると良いかもと言われたのでそうしてみました。
ご指導よろしくお願い致します。

NO.1664
04/01/12
Re: 円柱6。
Hima@豊中美研
カナさん、
トーンは良くなっています。デリケートに塗れるようになりましたね。
でも、まだまだ垂直方向のタッチで描けていません。気をつけてなおしてください。
円柱の側面にできる「昼と夜」の境界線を「稜線」といいます。(実際には見えません)
たとえば地球儀の北極の真上方向から光(平行光線)をあてると赤道が「稜線」になります。
赤道より南半球は「夜」になるわけですね。その地球儀を眺めればいつも「稜線」は楕円形です。
この説明でわかりますか?
それでは、斜め上方から光のあたっている円柱の側面の「稜線」はどうなるでしょう?
そうです、垂直方向の直線なのですね。(斜め上方からの光でも「稜線」は斜めにはなりません)
添付の図をごらんください。
赤色の線が、カナさんのデッサンを眺めた人がデッサンから感じる「稜線」です。そうなっているでしょう?
実際には青色の線、つまり垂直線が「稜線」でなければなりません。
これが円柱を描く基本です。
注)正確には、「稜線」とは「光源を視点として眺めた場合にモチーフの『稜線』に相当するところ」という意味です。
←BACK
NEXT→
INDEX
<PC版>
豊中美術研究所