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豊中美術研究所




デッサン講座
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セータ

NO.2203 04/04/01
セータ
Rinko


お久しぶりです。
たくさんの投稿で賑やかですね。
先月ちまちまと描いていたものを
ちょっとご指導頂きたいのですが。
☆ 紙:ケント紙
☆鉛筆:H,HB,2B
よろしくお願いいたします。


NO.2205 04/04/02
Re: セータ
Hima@豊中美研


Rinkoさん、ほんとおひさしぶりです。
いいですよ、しっかり「作品」になっていますね。紙を継ぎ足したところが最高!<笑>
以下は「指導」ではなくて、わたしの感想ということでお聞きください。
セーターの襟の部分は(セーターとしては)とても表情豊かなところなので、
これに重複するようなスカーフのあり方は考えるべきだと思います。
スカーフをもう少し跳ね上げてもいいのでは?
デッサンのトーン(塗り)には色彩が宿ります。
この「色彩感」を追求してください。それがまだ弱いのです。
いい鉛筆デッサンとは白黒の世界にとどまらず、それを「のり越えている」デッサンのことなのですね。
特に壁の色と、壁にうつったセーターの影に注意です。


NO.2214 04/04/03
Re: セータ
Rinko


ご指導ありがとうございます。
実のところ、スカーフではなくてマフラーです...。
薄っぺらいマフラーではあるのですが..(笑)
それからマフラーは、多少糸で吊り上げて跳ね上げる
感じをだしたつもりだったのですが、これも少し
演出不足だったですね。うーん、いろいろ勉強して
みます。
「色彩感」ですか・・・。赤なら赤を思わせるような
”塗り”ということでしょうか?
ただ「弱い」というのはなんとなく理解できます。
特に壁の色と、壁にうつったセーターの影 というのは
とても良いヒントになります。
ちょっと頑張ってみます!


NO.2219 04/04/03
Re: セータ
Hima@豊中美研


>「色彩感」ですか・・・。赤なら赤を思わせるような”塗り”ということでしょうか?
赤や緑といった具体的な色のことではないですが、「色に見える」ということですね。


NO.2224 04/04/05
Re: セータ
Hima@豊中美研


こういうデッサンをこれから50枚描いてください。
そのうちの20枚のデッサンで銀座で個展が開けます。
ひとつ注意しておくことがあります。このさき装飾に傾倒しないように。


NO.2249 04/04/14
Re: セータ
Rinko


たまたま、過去ログをぼやーと見ていたら、
こんなご意見を見過ごしていたことを知って、
びっくりしました。
こういうデッサンについて、あるいは見せ方について、
今の仕事について、いろいろ悩んでいて・・・
時間とかあまり取れなくて・・・
でも頑張らないとと思います。


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