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豊中美術研究所




デッサン講座
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リンゴ

NO.2336 04/05/11
リンゴ


先生こんにちは。
新しく登録させてもらいました。今後とも宜しくお願いします。
林檎また描いてみました。
光の設定を工夫して影全体が少し手前に来るようにしてみました。
下部の側面の奥への回り込みの表現も意識してみました。
少し林檎がスマートに見えるようになってきたと思いますがどうでしょうか。
次回は蔕の影をさりげなく描いて立体を強調したいと思います。
ご指導宜しくお願いします。


NO.2341 04/05/12
Re: リンゴ
Hima@豊中美研


観さん、
鉛筆のいい「味」がでてきました。
質感表現(りんごの表面の処理)ですが、まだ練りゴムの使い方に曖昧なところがあります。
とくに周縁部については(質感は多少無視していいですので)平坦な感じを強調するような描き方をしてください。
周縁部の処理で中央部を平坦(ツルツル)に見せるのです。
このままでは「古くなって萎びたりんご」に見えてしまいます。


NO.2343 04/05/12
Re: リンゴ


ご指導ありがとうございます。
確かにもう林檎が古びてきたような。
ツルツルした活きのいい林檎のほうが活き活きと描けますね。
少し分かりにくいのですが、質問させてください。
周縁部というのは側面の輪郭のことでしょうか?
周縁部の質感を練りゴムで少しぼかして、その分自分から一番手前の飛び出てくる部分の質感を強調するということでしょうか?
分かりが悪くてすみません。
教えてください。


NO.2345 04/05/12
Re: リンゴ
Hima@豊中美研


モチーフは古びたりんごでしたか・・・<笑>
周縁部というのは輪郭「付近」のことです。
このりんごならば輪郭から幅1センチくらいの範囲ですね。
その部分では質感(テクスチュア)よりも輪郭や塗りの「くっきり・つるつる具合」や奥への回り込みの表現を優先します。
回り込み感は輪郭をボカしたほうがいい場合がありますが、そうするとりんご全体がボヤけたやわらかい感じになってしまうのですね。
遠くから見ると一見ボヤけているようで、実はくっきり描いてある・・・という描き方がいいですね。
むつかしいですね。


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