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ユンさん、こんにちは。
毎回書きますが、なんともいえぬ魅力のあるデッサンです。 ユンさんは、将来どのようなことにデッサンの勉強を生かされたいのですか? (ひょっとしたら「大物」になるかも)
問題は自覚なさってる「黒く見えすぎる」ことですね。 明るい部分、デリケートなトーンの変化として描けるように頑張ってください。 そのつもりでやれば必ず身につきます。
机に投影された影は全体の輪郭はいいのですが、この影にもトーンの変化についてのある程度の規則があります。 すこし簡便な書き方で説明しますと、
【影の描き方】 ○影を落としている物体から近い影の部分は濃く、遠ざかっていくに従って薄く描く。 ○その影の輪郭もモチーフに近いところはくっきりと、遠ざかっていくに従ってぼんやりと描く。
ということです。理由は周囲からの光(環境光)の回り込みがあるからですね。
※便宜上、ここでのデッサン用語として「影」というのはモチーフ(この場合球体)が他に投影した「影」(シルエット)のことをいい、光の当たり方によって球体の表面にできるトーンの明暗(特に暗い部分)のことを「陰」(シャドー)ということにします。 ふたつあわせて「陰影」ですね。
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