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仙人掌さん、
真正面から取り組んでいる描き方はいいですよ。
デッサンのプロセスを要素(チェックポイント)で分類すると おおまかですが、
○構図→形→トーン→質感→細部・仕上げ
となります。この左側のほうが重要度が高いのです。 (初心者は右側を重視する傾向があります)
仙人掌さんのデッサンも、質感(あるいは表面の表情)に気持ちを 奪われすぎて、立体を表現する大きなトーンが後退しています。 特に下三分の一の白さが気になります。(実際白っぽかったのでしょうが)
タマネギより、全体が均一な表面のモチーフの方が勉強になったかも。
影(投影)はもう少し大きく、モチーフと同じ程度の「丁寧さ」で描きましょう。 省略しては(気を抜いては)いけません。影も作品の一部です。 それから、背景というか広い範囲(机の表面)は塗る必要がありません。
右手が鉛筆の粉で真っ黒になっていませんか? 描くときは必ず「余白」の上に手(掌)を置きます。描いた上は触らないこと。 (描きにくければ用紙を回しながら描いてもいいです) |