| |
ニコライさん、
時間を忘れて制作に没頭する。これが原点だと思います。
その気持ちに水をささないように、次への意欲を湧かせるような批評ができればといつも思っているのですが、なかなかうまくできません。とくに相手が受験生の場合、残された時間が限られますのでつい厳しいことを言ってしまって落ち込ませてしまう・・・というようなことを繰り返しています。反省です。 受験生の皆さんはその程度のことでメゲないように頑張っていただきたい。厳しい批評は可能性を認めてこそ出てくるものなのですから。
話がそれてしまいましたが、ニコライさんのタマゴのデッサン。
しばらくは鉛筆の使い方に慣れていただくことに専念してください。 グレースケールを描いていただきたいのですが、それでいうと明るい側のトーンに乏しいのです。 タマゴの表面の微細な変化は無視してトーン(明暗)を思い通りに描けることがまず大切です。
光線の関係だと思いますが、右のほうに延びる大きな影は描かないほうがいいです。
|