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ワールさん、
>・ハッチング技法で書いた場合に修正を行いたく練りケシを使用すると、だんだんとムラになっていってしまいます。 >ハッチングの線を保ちつつ消しゴムで修正するなにかコツなどがあるのでしょうか?
広い面の処理に使う場合、練りゴムは消しゴムと違って基本的には「こすらずに押さえるように」使います。 描いたすべてを消してしまうのではなく塗った部分から30%、50%(の鉛筆の粒子)を取り除くという使い方です。言葉で言ってもわかりにくいですし、最初は「押さえて」使ってもムラになりますが練習を重ねて上達してください。
紙コップですが、よく描けていると思いますよ。
○形について 底の部分の楕円ですが向こう側(見えない部分)につながりません。スムースな楕円になるように。 実際の立体では上部の楕円と底の楕円は相似形ではありません。上部の方は上にいくにしたがってすこしづつ平たくなり、目と同じ高さになれば円は一直線になります。
○トーンについて 少し明暗の変化が弱いようです。暗部はかなり塗りこんでも(濃くしても)トーンが的確であれば白いコップに見えます。 どちらかというと現段階ではトーン(による立体感の表現)の練習ですので、実際よりすこしコントラストを強く描いてみてください。
>・コップの円柱になっている部分のハッチングは円柱の面に沿って >円弧で線を引くべきなのでしょうか?
基本的に曲面に平行なハッチングは円弧ではなく「面に沿った接線方向の直線」で描いてください。接線方向の直線を重ねて(クロスさせて)いって、見た目には曲線を使って描いてあるようにするわけです。
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