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すごいですね、ワールさん。
こういった不定形のモチーフでは絵画的な感性といいますか美的感覚がモロに出るものです。 そこいらの美大生には真似ができないでしょう、いいものを持っておられると思いますよ。 一枚の絵として必要なものが備わっていますね、このあたり身につけて欲しいと思ってもなかなか「教えて」できるものではありません。
さて、感心して褒めてばかりいても私としては寂しいですから<笑>、以下の3点。 感想ということで書かせてください。
○靴のなかに手がつっこめるような空間感が欲しいです。基本的には(靴の)内側は材質感や細部の表現よりも空間の表現を優先してください。(実際より暗い感じでもいいです) ○靴ヒモの構成がよくありません。靴の輪郭(上側)から飛び出すようにするとアクセントになります。つまり「影絵」にしても紐靴だとわかるように演出します。このままではシルエット(輪郭だけの形)では体育館シューズと区別がつかない。 ○先の部分ですが垂直面と背のところの違いを強調(明暗やタッチなどで)したほうがいいです。面の方向が大きく変化しているはずです。たとえば縁(周囲)のゴムの部分は背の低い円柱の一部(左側)というような見方をします。
・・・というところですか。それとすべての部分に焦点が合いすぎると窮屈な感じに仕上がります。向こう側は多少ピンぼけ風に描いてもいいでしょう。(わざとらしくない程度に)
またいろいろ描いて見せてくださいね。他の人たちにもずいぶんと参考になると思います。
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