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そうですね。
美術に関連する仕事(進路)はいろいろあります。それぞれ皆さんが異なった目標を持ちながらもデッサンを学んでおられるのだと思います。
その多種多様な美術関連の仕事のうち「対象を眺めながら忠実に描く」ような仕事はどのくらいの割合でしょうか?私はあまり多くはないと考えています。 では、それなのにその基礎としてデッサンの力が必要だと言われるのはいったい何を求められているからなのか・・・ということですね。
もうひとつ、こういう形で指導させていただく場合は、目の前にあるモチーフについてこちらでチェックする方法がありませんので『見えるとおりではなく、見えるように』つまり受動的・印象的なデッサンよりも表現的なデッサンのほうがはるかにアドバイスしやすい(それが皆さんにとっても勉強になるはず)、ということもあります。
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