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ボルゲーゼのマルス(木炭デッサン)

NO.5639   ボルゲーゼのマルス(木炭デッサン)  餅田 | profile |  2007/07/26
学校で描いた木炭デッサンを投稿します
所要時間は6時間程度です。
これの一つ前に描いたブルータスもプロフィールにアップしておきました。
(ブルータスは真っ黒になってしまい形も上手く取れず、あまりにも恥ずかしいので投稿していません。。)
 
3枚目の木炭デッサンなのですが、難しくて殆ど自分の思うように描けず全く納得がいっていません。。。
本当はマルスも投稿するのが恥ずかしいくらいです…。
自分では胴体部分が時間が無くて雑になってしまったことと、
ヘルメット?が平面っぽく見えてしまうこと、
顔の形が上手く取れず歪んでしまって似せられていないこと、
灰色から白にかけての明るい灰色が表現出来ていないことが欠点だと思いますが…
他にも沢山ありそうです。
 
ご講評よろしくお願いします。




NO.5640   Re: ボルゲーゼのマルス(木炭デッサン)  Hima@豊中美研 | profile |  2007/07/27
餅田さん、こんにちは。

まだデッサンを始めて間がないのですね。典型的なそういうデッサンになっています。
最初はみんなこうですから(私だってそうでした)、これから頑張ってどんどん上達してください。
対象に食いついていこうという意欲は見えますから、かならず描けるようになります。

問題点は「細かいところ(部分・細部)に気持ちが向きすぎ」です。
目鼻口もそうですし、胸も腕も・・・です。

目を細めて(ピントをボカして)眺めるとマルス(ただの石膏のかたまり)が柔らかい光を浴びて空間に存在する。それが浮き上がってくる、そこで感じるものをまず表現しようという気持ちになりましょう。

石膏デッサンで最も大切なことは、そこで感じる詩情だと私は思っています。
光の中で物体が存在することに対する感動・・・のことですね。
それがなければ「ただの抜け殻」だけを描いていることになってしまうのです。

NO.5641   Re: ボルゲーゼのマルス(木炭デッサン)  餅田 | profile |  2007/07/27
「細かいところ(部分・細部)に気持ちが向きすぎ」
学校の美術の先生からも全く同じことを言われます。
自分でも似せようとしてついつい顔やそれぞれのパーツ等細部に囚われてしまって
いつもこんな感じの絵になってしまいます。
 
つまり「マルスを描こう!」と思って描くのではなくひとつのかたまりとして見て全体の明暗やかたちを描いて
それが結果的にマルスになる、という感じでしょうか?
多分描き方も全体から描くのではなく、ひとつの部分を完成させたら次の部分を描く、
という風に描いているせいもあると思います。。
 
次描くときは先生の仰ったことを思い出しながら、
対象と、その纏っている空気を見つめてみようと思います。
石膏デッサンは難しいですね…視点から変えていかないと。
 
ご講評どうもありがとうございました!頑張ります。

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