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ガラスのコップ

NO.6285   ガラスのコップ  おっとん | profile |  2008/03/24
はじめまして、おっとんと申します。
将来は漫画かイラストを描く職業につきたいと考えています。

イラスト系専門学校でデッサンをやって以来
3〜4年ぶりにまた1からデッサンを始めようと思い
こちらに登録させていただきました。
ご教授をお願いいたします。

2時間、H,HB,B

上の何もないところや、表面の凹凸面などで悩みます。
また直線や曲線が描きながらゆがんでいってしまいます。

ご講評をよろしくお願いします。




NO.6286   Re: ガラスのコップ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/03/25
おっとんさん、ようこそ。

さすが専門学校での経験が生きていますね。
うまくガラスの表情をつかんでいると思います。
全体に色が薄い(鉛筆が紙にのっていない)ですので、もう少し塗りこんでください。
そうです、中央の何もない部分をどう描くのか・・・が、特に難しいのです。
方向も左右対称にならないのがいいですね。

上部の楕円形ですが左右が尖りすぎなのと、見る角度が低いため平坦になりすぎです。
机の上に置いた小さなコップをこの角度から眺めることはあまりないと思うのですが。
(棚に置いてあるコップならばありえますけれどね)

NO.6287   Re: ガラスのコップ  おっとん | profile |  2008/03/25
ありがとうございます。

確かにほとんど水平の位置からコップを見ていました。
もっと上方から変化のある視点を注意したいと思います。
塗りこみの点でもガラスで透明ということでかなり億劫に
なっていたと思っています。もっと塗りこんでみます。

これからいろんな絵を描く上で、デッサンをする時の
しなければいけない注意点や心構えなどがあったら
教えてもらいたいです。

NO.6288   Re: ガラスのコップ  Hima@豊中美研 | profile |  2008/03/26
>これからいろんな絵を描く上で、デッサンをする時の
>しなければいけない注意点や心構えなどがあったら
>教えてもらいたいです。

これは・・・簡単に説明するのは、難問です。

料理ならば材料のよさを生かす。
女性の化粧ならばその人の魅力を引き出す。
デッサンではモチーフの「らしさ」を発見して(つかんで)表現するということでしょうか。

デッサンの指導というのは中身の大部分が味付けや化粧法にあたるわけですが、
濃い味付け、厚化粧・・・がよいと受け取られてしまってはこちらが救われません。
ここがもっとも難しいところだと日頃から感じております。

いろんな指導があると思いますが、私は(日頃は「濃く・強く描け・・・」などと言っていながら)本当は薄化粧派なのです。<笑>

NO.6289   Re: ガラスのコップ  おっとん | profile |  2008/03/26
ありがとうございます。

デッサンを通して何を学んでいくか?は、それほど難しい問題なのですね。
これからいろいろ描いていって自分で見つける努力をしていきたいと思います。

>デッサンではモチーフの「らしさ」を発見して(つかんで)表現するということでしょうか。

学生の頃は見たものを見たまま描くのがデッサンだと思っていました。
ですが、こちらでお話を聞かせていただいて
それは違うのかな?と思うようになりました。
モチーフの「らしさ」「良さ」を見つけ出すことが、
つまり、「モチーフをよく見る」ことなのではと思うようになりました。

これからも努力していきたいと思いますので
よろしくお願いします。

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『鉛筆デッサン講座・無料版』は公開形式で実施しておりますが、会費制の『通信講座』(非公開)もあります。