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おっとんさん、
各部分の質感や状態を表現(説明)する絵(イラスト)としてはなかなか良く描けていると思います。鉛筆のコントロールもOKです。
デッサンの場合は、物(今回の場合は手)がそこに「存在する」という表現からはじめるわけです。簡単に言うとその部分が欠落しているわけですね。
そのためには「こう見えた」ではなくて「こう見せる」という表現になってほしいと思います。
腕の部分は「円柱トーン」が欠けているわけです。同じことが全体に言えます。
質感や色に気持ちを向ける前に陰影(大きなトーン)をマスターしましょう。基本の勉強です。 これだけ描けるのですから、その基本については(やりさえすれば)短期間で通過できると思います。
ということで、たとえば基礎の段階ではガラスコップではなく紙コップから練習していただいているわけです。
添付画像で腕の部分(あるいは指でもいいです)のトーン比較をしましょう。 雪ノ下さんのデッサンでは(紙コップを描いて身につける)「円柱トーン」が描けています。 |