豊中美術研究所
[ 豊中美術研究所 芸大・美大受験講座/絵画教室 ]
アジのひらきとビー球

NO.5202   アジのひらきとビー球  miho | profile |  2007/01/01
初投稿のmihoです。
デッサンの経験はほんの少しなんですが、
この前 描いてみたものを投稿します。
講評よろしくお願いします。

【鉛筆】3H〜3B
【時間】4.5H
【用紙】イラストボード

NO.5205   Re: アジのひらきとビー球  Hima@豊中美研 | profile |  2007/01/03
mihoさん、こんにちは。

丁寧にしっかり描かれていて、いいデッサンです。
鉛筆の使い方もよく身についていますね。
(初心者は往々にして汚くなるのですが、それがありません)

モチーフの実物がわからないので細部の批評はできませんが、
デッサンの全体をまとめて眺めて見てなにか感じることがありませんか?
そうです、全部の色が一律(同じ灰色)に見えるのですね。
これは描き方が一律である(意識して違いを描き分けていない)ことが原因です。
自分の「手」(いちばん描きやすい描き方)に無意識にひっぱられているわけです。

ほとんど変わらない色でさえその違いを描き分けるのがデッサンです。
上記を意識して次の作品に取り組んでみてください。
さらにつけくわえると「色」だけではなく「質感」表現の工夫についても同じです。

かなり「高度」なアドバイスになりましたが(それだけしっかり描けているのです)、
なんとか理解してください。

もう少し視線(視点)が低いほうがいいでしょう。(空間のひろがりの表現のため)

NO.5213   Re: アジのひらきとビー球  miho | profile |  2007/01/05
講評ありがとうございます。
先生に言ってもらうまで知らなかったことが盛りだくさんです。

そういえば色も質もなにも意識せず描いていました。
灰色にもたくさん種類があるんですね。
それに視点の高さでデッサンの感じが変わってしまう...
自分で色々やってみます。
描き方とか視点の高さとか...

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