豊中美術研究所
[ 豊中美術研究所 芸大・美大受験講座/絵画教室 ]
編んだカゴ

NO.5458   編んだカゴ  ドリルキング | profile |  2007/05/07
時間 5時間位?
鉛筆 B〜HB

なるべく苦手なものを描いてみようと
一番やりにくそうな編んだカゴを描いてみました。
結果は案の定見ての通りですが、こういう悪戦苦闘の様を
見てもらった方が為になると考え恥ずかしながら投稿させていただきました。

薄い、ぼやけてる、荒いと悪い癖が思い切り出てますが
一番の反省点は細かい部分の塗りに気を取られ
全体としてのトーンやタッチが滅茶苦茶になってしまった事です。
形をとるまではすんなりいっていたのですが…。

他にも沢山問題点があるかと思われますので
どうかご指導の方よろしくお願いします。






Re: 編んだカゴ

NO.5459   Re: 編んだカゴ  Hima@豊中美研 | profile |  2007/05/07
ドリルキングさん、

ここは「初心者のための」と看板に書いてあるわけですから難しいモチーフは困ります・・・<笑>
でも、ここまで細かい部分をそのまま描くとは、よく頑張りましたね。
私なら途中で嫌になりそうです。

添付図をみてください。
大切なのは「全体」なのです。

赤い実線で隔てられたAとBの領域をそれぞれ全く違った面として描けるかどうかが「カゴ」のデッサンのキーポイントなのです。
内側の空間の表現です。
これがベタになってしまってはいけません。
それができれば次は、BとB’の面の違い(内側の側面と底面の違い)を破線の部分を境にして描き分けなければなりません。

まず空間構造(立体や空間の表現)が先で、細かいところは後回しです。
このデッサンは細かいところはそこそこ描けていますので、空間構造に意識が向かえばすぐに上達すると思います。

これは「花」と「押花」の違いなのですが・・・理解していただけますか?

NO.5471   Re: 編んだカゴ  ドリルキング | profile |  2007/05/10
すいません、初心者には複雑すぎるモチーフだったのですね。
次はもっと身の丈にあったモノを選びたいと思います。

やはり細部にとらわれすぎでしたか。
細かいところはさておき、まずはカゴという物体の
全体的な立体表現ということですね。
形をとったはいいが、モチーフの複雑さに愕然とし
「地道にやるしかないのか…」と
細かいところから見たまま描いてしまいました。
そして嫌になりました。(笑)

「花と押し花」
についてはなんとなく理解しているつもりです。
平面の紙に描いてるけれども、
表現まで平たくなるのではなく(押し花)
立体らしく見せるための空間、立体感の表現(花)
が必要ということですよね(違うかも…)

ご講評ありがとうございました。
次回はもっと単純なモチーフと思いますので
またよろしくおねがいします。



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