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第2室ですがちょっと高度なアドバイスをします。 モチーフには、常に『相対明度分布』というのがあってガラスコップの場合は添付の図のようになります。 ○コップの側面は「白に近い灰色」 ○コップの底面(図の水色の部分)は「中間の灰色」 ○コップの底面の厚み(図の青色の部分)は「黒に近い灰色」 (ついでにコップの上部の縁の部分も「黒に近い灰色」)
この「3色」がコップの明度分布で(なぜそうなるか理由は考えてください)、これを「3色」の灰色としてデッサンでは描き分けなければいけません。 もちろん質感表現のための細かい明暗の扱い(工夫)も維持したままで、です。
現在の状態ではほとんどその描き分けがないですから、このデッサンに上記の「3色」の相対明度を描き加えてみてください。ま、実験台になったと思って。<笑> そして修正したデッサンを見せてください。
そこで見違えるように進歩するのが「Hima式デッサン」なのです。 |