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美大受験講座 美術系大学・美術系高校を志望する高校生・中学生のための講座です。
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りんご

NO.2923   りんご  寅吉 | profile |  2008/03/14
まだ「普通のタイヤ」を入手できていないので、
りんごに浮気してみました。

3時間
2B、4B、6B

下半分にほとんどの時間を費やしましたが
最後まで平面から脱することができませんでした。
右奥が明るく見えていたのを、余計なものとして
無視したのが失敗だったかもしれません。

むしろ時間をかけずに描いた上半分の方が
うまく表現できたように思えます。

ご講評宜しくお願いします。


NO.2924   Re: りんご  寅吉 | profile |  2008/03/15
気が付けば「連続投稿」になってしまっていますね。
気をつけます。

NO.2925   Re: りんご  Hima@豊中美研 | profile |  2008/03/15
寅吉さん、

弱さが消えて迫力がでてきました。

大きなトーン、十分に表現できています。
この次の問題は、白黒2色に分かれてしまわないようにすること。
いきなり白から黒へと変わるのもそれが狙いならそれはそれで面白いのですが
今の段階では「なだらかに変化するトーン」の練習ということでやってみてください。
「変化の幅」を広げること、つまり明部暗部ともにそのなかの
わずかなトーンの違いもなんとか表現することです。
ベタ塗りになると寂しくなります。
(前回のタイヤの内側もそうでしたね。)

で、これは何色のリンゴでしょうか?
もし濃い赤色ならば明部(の光沢以外の部分)が白すぎます。

Re: りんご

NO.2926   Re: りんご  寅吉 | profile |  2008/03/16
濃い赤のりんごです。

ちょうど赤が薄くなっている部分と、
明部が重なっていたので、
360度くるくる回してみてみました。
白すぎることに気が付きました。

連続投稿になりますが、お許しください。

NO.2927   Re: りんご  Hima@豊中美研 | profile |  2008/03/16
寅吉さん、

これは良くなりました、「お手本」級です。
そのへんの通信講座や技法書の見本の陳腐なデッサンよりはるかに描けています。
(ときに目を覆うばかりのを散見しますので)

ちょっと厳しく言いますと、

○穴の底にむかってもう少し黒くなるほうがいい。
 これ「暗闇のトーン」といいます。たとえば洞窟は奥に行くほど暗くなる。
○本体中央部(まんなかあたり)の黒ずみが気になります。
○このデッサンのリンゴのヘタをつまんで持ち上げたところを想像してみましょう。
 重みに耐えかねて「プツン」と切れそうではないですか・・・
○投影はもう一段淡い(明るい)ほうがいいかも。(やってみないとわかりませんが)

 伝わりますかね? このHima式のアドバイス。<笑>

NO.2928   Re: りんご  寅吉 | profile |  2008/03/16
伝わっています。

いつも、それなりに満足して、
かつ限界を感じて終わるのですが、
Himaさんのアドバイスを頂くと
足りないところに気がつけて
また先に進むことが出来ています。

奥底を黒く投影を淡く、わかりました。
実は、接地していない感じを消そうとして
投影を暗くして辻褄を合わせていました。

直すべきは投影ではなくて、
暗闇のトーンが足りなかったのですね。
納得しました。

ちぎれそうなヘタも理解しました。
リンゴと言うより、実の部分だけが肥大した
サクランボみたいだと思っていたのですが、
ヘタの弱さに原因があったのだと理解しました。

中央部の黒ずみは、
描いては消してを繰り返しているうちに
とうとう紙を潰してしまったものです。

紙を潰す直前で止めるタイミングを
つかめるようになりたいと思っています。

有意義なアドバイス、本当にありがとうございます。

NO.2929   Re: りんご  Hima@豊中美研 | profile |  2008/03/17
寅吉さんは、人生の選択を間違えたかも知れませんね・・・
絵やイラストの道に進んでいれば、とんでもない作家になっていたかも。
そうなっていれば私など足元にも及ばないことでしょう。

ここに来られてからまだたったの一ヶ月、自力でここまでとは見事です。

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