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美大受験講座 美術系大学・美術系高校を志望する高校生・中学生のための講座です。
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靴

NO.3472   靴  きょろねこ | profile |  2008/07/27
前回もありがとうございました。登山靴のデッサンの方です。
以前裸婦デッサンの時に「楽をしないで」「もっとよく見て」とスクーリング中先生に何度かご指摘いただいてずっと気になってきました・・・人物でなくて申し訳ないのですが、この途中の状態(紐や細部もまだ手付かずで申し訳ないです)で私の横着の原因(本人は決して楽をしているつもりは無いのですが・涙)が見えるのでは・・・と投稿させていただきました。
用紙は3Bで鉛筆は2B、HB、Hを使用しています。
ご指導どうぞよろしくお願いいたします。


Re: 靴

NO.3473   Re: 靴  Hima@豊中美研 | profile |  2008/07/27
「もっとよく見て」、と同時に「もっとよく考えて」、ですね。

靴皮の材質がわからないのですが、いずれにしても表面が平坦な用紙にもっと硬い鉛筆で(鉛筆の先を使って)描きましょう。
このままでは紙質(による効果)に甘えてしまって靴皮・靴底・金具部分の描きわけができません。

ちょっといじわるですが、添付画像をご覧ください。
これ普通に言えば双方ともに「斜め上(ほとんど同じ方向)から」見た絵・・・ということになります。
技術云々の以前に考えて欲しいのは、何のためにペアで描くのかということです。

NO.3476   Re: 靴  きょろねこ | profile |  2008/07/27
ありがとうございます。紙質に甘える、というところは心当たりがあります(汗)。なぜかケント紙を使う人をあまり見かけず(水彩紙や画用紙?)つい同じような用紙を使用していました。素材の描きわけも用紙や描き方に大きな原因があることがよくわかります・・・まずはケント紙に変えて描きます。
この靴は赤茶の革で底は黒(少し白っぽい)、金具はいぶしたような黒っぽい銀色をしています。固有色とトーンを優先で描いてしまうので(その割にはそちらも怪しいですが)質感は一番後回しになっています。木炭のように最初にざーっとトーンを乗せてしまって後から線を重ねていくのですが、このあたりが「楽をしてる」ということなのかもしれません・・・。

構図は、自分でならべるとどうしても「自分が好きな」もしくは「自分の描きやすい」ところに落ち着きがちです(汗)。普通靴はならべて置くのが自然なので、たとえば片一方が後ろ向き、という組み合わせだとどうしても違和感があり・・・でもせっかく形の面白いモチーフなので、全然違う向きを組み合わせたほうが良かったかもしれないです。これも「さりげなく」変化をつけられる置き方をもう少し工夫してみようと思います(汗)。

Re: 靴

NO.3478   Re: 靴  Hima@豊中美研 | profile |  2008/07/27
手っ取り早くそれなりの「作品」の体裁にするのには水彩紙などが良いのですが、
私はそれでは勉強にはならないと思っています。目的の違いですね。

>これも「さりげなく」変化をつけられる置き方をもう少し工夫してみようと思います(汗)。

そうです。「さりげなく」の変化です。わざとらしく裏側を見せても意味がありません。

もうひとつ、無意識のうちに画面(構図)をまとめてしまう症状がでています。
二本の赤線のあいだがモチーフの隙間の形になるのですが、計算したように等幅の平行線になっていますね。
こういうわざと嵌めたような突合せはよくありません。これも「さりげなく」変化をつけましょう。

NO.3479   Re: 靴  きょろねこ | profile |  2008/07/27
再度ありがとうございます。
いつものように、等間隔にそろえたがる癖がやっぱりあるようです(汗)。本人の自覚が無いところがまさに癖、なのだと思います(汗汗)。気をつけます。
構図と用紙を変えてまた投稿させていただきます。

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