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場所は、南北がガラス張りの公民館でした。 (正面が南、背面が北)
モデルさんは高い背もたれのある椅子に座っていて、 背面からの光が背もたれにさえぎられて 肩甲骨に挟まれた部分に光がありませんでした。
ですが、椅子は省略したかったので、 背中の暗い様子を頭の中で明るく変換して描き始めました。
背中の曖昧さに全体が引きずられているんですね。 「描く手がかり」を失ったまま描き続けていたんだと ようやく納得できました。
デッサン的か否かについても 最初の頃に、レモンの輪郭を描くか描かないかで アドバイスを頂いたのを思い出します。
実は、この絵以前に 添付画像を脳内イメージで描きました。 寝酒を飲みながら、墨汁で遊んでみたのですが、 イメージが薄くても誤魔化しが効くと感じました。 (足元は誤魔化していますが)
やっぱりデッサンは誤魔化しが効かない。 今回、改めてそう思いました。 |