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ダヴィンチの模写です。 ピンクの紙にパステルで7時間です。
布の勉強として、2〜3時間のつもりで始めましたが、どこまで描いても追いつきませんでした。(テクニックは言うまでもなく)描かれていることが、見れば見るほどに見つかってくるので。
もしかしたら、ダヴィンチは努力の人なのだろうかと感じました。これだけ描ける人が、こうまで執念の習作をするのだということに脱帽して終わりました。自分で見つけ出す努力をしたわけでもなく、用意された答を描き写しているいるだけなのに、見ることをギブアップした格好です。
そこにあったのはスーパーリアル的な観察ではなく、やはり美でした。普通に描いたらなんでもない布から、美を見つけ出す気力や執念も、画家の力量と言えるのだということの勉強になったと思っています。 |