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美大受験講座 美術系大学・美術系高校を志望する高校生・中学生のための講座です。
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梨

NO.4585   梨  KURIBO | profile |  2011/10/04
F3ボードキャンバスに油彩。
一時間程度で描き上げました。

あっさりとしすぎかもしれませんが、今回は感覚を大事に描いてみました。





NO.4586   Re: 梨  Hima@豊中美研 | profile |  2011/10/05
KURIBOさん、

立体の捉え方、色の作り方はなかなか良いと思います。
タッチは・・・まだまだ整理できそうです。

つや消しの仕上がりに見えるのですが、古い地塗りに油が吸い取られてしまったのでしょうか。

NO.4587   Re: 梨  KURIBO | profile |  2011/10/05
そうですね、タッチはちょっとうるさいかなと思っていました。今度からは気をつけます。

地塗りなどはしていません。(地塗りをすることも稀です)
私はオイル類は全く使わないのです。
以前はダンマルやスペシャル、コーパルなどを試しがてらに使ってはみたのですが、オイルを使いながら描くのがしんどくてやめてしまいました。

絵には正解、不正解は無いですがやはりオイルを使って描いた方がいいでしょうか?


NO.4588   Re: 梨  Hima@豊中美研 | profile |  2011/10/05
>絵には正解、不正解は無いですがやはりオイルを使って描いた方がいいでしょうか?

以下はここだけの話です。(私のやりかたですから)
オイルは描きながら混ぜないで、最初にパレットに絵具を並べた段階で心もちやわらかくする気持ちですべての絵具に少しづつオイルを練りこみます。
買ってきたままではなく自家製の絵具づくりといいますか、再調整するという気概でやってください。
ただしあまり柔らかくしすぎないように。(種をまく前に畑を耕すといいますか、練り返すという程度でいいです)
そのあとは基本的にオイルは加えないで描くのがいいですね。

少なくとも市販の「絵具セット」はそういう描き方を前提にして用具を組み合わせてあるのです。(豚毛の筆など)

騙されたと思って<笑>、一度は試してみてください。(他の皆さんも)
描きやすさと乾燥時の画面の質感(艶)がまったく違ったものになるはずです。
そして「油絵というのはこういうものだったのだ・・・」と気がついていただければ幸いです。

NO.4589   Re: 梨  Little Valley | profile |  2011/10/05
首を突っ込んでの失礼をお許しください。質問させていただきます。

キャンバスに関してですが、アクリルやゲッソで地塗りしたものと油で地塗りしたものがありますが、基本的には油彩はやはり油で地塗りしたものが良いでしょうね。小生は練習中なので安物の布を貼り付けたパネルに描いていますが、それはゲッソでの3回地塗りです。どうしても油を吸収してマットな地肌となります。

NO.4590   Re: 梨  Hima@豊中美研 | profile |  2011/10/05

いろいろありますから「好み」の話なのですが、
この「好み」をあたかも正統・正道のごとくに押しつけるのが「絵画教室」という場所ですね。(とくに先生が一人だけなんて絵画教室)<笑>

で、ですね。こちらの絵画教室ではもちろん油絵具の地塗りを推奨です。
キャンバスの織目も最後の段階まで作品に残すべきでしょう。
地塗りを何回も重ねてサンドペーパーでツルツル平らにするなんてのは、そしてその上に柔らかい筆で薄く溶いた絵具をのせて描いていくなんてのは、だめです。
男らしく(?)ないではないですか・・・<笑>

筆は豚毛が一番、Little Valleyさんのトウモロコシの描き方(筆で盛り上がった絵具の感じ)はとても良いですよ。(私の「好み」と言われればそれまでですが)

NO.4591   Re: 梨  KURIBO | profile |  2011/10/05
分かりました。一度その方法を試させて頂きます。
もともと私が面倒くさがりなだけですから(笑)。

キャンバスは私も安物です。百円ショップがすきです(笑)。
たぶん私の使っているものは、布じゃなくて紙なんじゃないかなと思います。地塗りも試してみます。前にF150号を描いたときはさすがに地塗りをしましたね。

皆さんいろいろと研究なさっているんですね。無精者には勉強になることばかりです。貴重な意見をどうもありがとうございました。


NO.4592   Re: 梨  Hima@豊中美研 | profile |  2011/10/05

百円ショップの紙のキャンバスの場合は(たぶん水性油性両用でしょうから)軽く地塗りをしたほうがいいでしょう、
地塗りにはジンクホワイト以外の白い絵具を使ってください。

NO.4593   Re: 梨  Little Valley | profile |  2011/10/05
ありがとうございました。絵の具にはもともと少しの油(ペインテイングオイル)しか使わず、塗りやすい硬さにして塗るようにしていましたが、これからは前もって用意しておきます。30年以上前に読んだ技法書では、いったん絵の具を紙の上において、油を吸わせた後、自家製の樹脂が入った油を練りこんで用意しておく・・・と読んだことがあります。とてもそんな面倒なことはできないと思いましたが、やるべきことはやらないとだめですね。

油性キャンバスは高価でしょう。修行の身でたくさん描こうとしている小生には、ちょっと厳しいですね。水性キャンバスに油で下塗りするだけでも、結構違うものでしょうか?

NO.4594   Re: 梨  Hima@豊中美研 | profile |  2011/10/06

>いったん絵の具を紙の上において、油を吸わせた後、自家製の樹脂が入った油を練りこんで用意しておく・・・と読んだことがあります。

はい、私のやり方もこの流れだと思います。
書道家が制作前に硯に向かって墨をする、その時間と同じで無駄(面倒な仕事)ではなく必要な時間だと考えるといいです。(精神統一とかに)
その余裕の時間を存分に味わっていただきたいです。
デッサンの前にナイフで鉛筆を削るのと同じですね。鉛筆削り(機械)はつかってほしくない。

どれだけ自分の描いた絵が変わるかを目の当たりにすると、習慣になると思います。
(変わらなければ・・・それまでですが<笑>)

>水性キャンバスに油で下塗りするだけでも、結構違うものでしょうか?

地塗り絵具(油性)にはペインティングオイルではなく揮発性のペトロールかテレピンを混ぜます。(少し柔らかくする程度)
絵具が吸い付くといいますか、とても描きやすいキャンバスになります。
(1ヶ月くらいは乾かしましょう)

NO.4595   Re: 梨  Little Valley | profile |  2011/10/06
ご教授、感謝いたします。

確かに、絵の具の準備は神経集中に良いかもしれません。無駄な時間ではありませんね。絵を描く道具をそろえるというのは、職人として大事なことですもの。

それでは早速、地塗りを試してみましょう。

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