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>Hima式画法では『さりげない作為』がキーワードになります。
なるほど。さりげなさ・・・が、キーポイントですね。「見て!」ではなく、「ちらっと見える」程度が良いと・・・。ちょっと例が下品だったかもしれませんねえ(笑)。
>ところで最初に絵具にオイルを混ぜておいてから描いたご感想はどんなものですか?
ボードキャンバスも油彩地塗りの物を使いました。私は油抜きという手間を一つ入れました。絵の具によっては、油が多すぎるものもありますよね。例えば、ウルトラマリーンとか。
小生は、下描きを木炭などは使わず、直接筆に絵の具を付けてはき始めるので、その部分ではちょっと描きにくかったです。でも、その後は問題なく描けましたし、途中で油壺に筆を浸す手間も無いので。良かったですね。一つの問題は、ある絵の具は分量が足りなくなって、追加したわけですが、もう油抜きや油の練り込みをする余裕が無くて、そのまま使ってしまいました(笑)。多量に余った絵の具も出てきました。これはどう処理したものやら、今だ紙パレットに残しています。
さて、今は乾燥中なので、どういうマチエールになるのか楽しみにしているところですが、今朝見たところでは、全体的に穏やかな光沢がある感じです。使った油には、天然のダンマル樹脂が入っています。 |