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豊中美術研究所
デッサン講座
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NO.1001
03/08/08
円柱。
観
円柱(トレペ小)描きました。
気をつけた点。
全体的に薄いデッサンにならないように。
モチーフの1,2倍位の大きさに。
下向きのパース。
パソコンで明るさ調節をしているために、実際描いたのより少し薄く見えてしまうかもしれません。グレースケールの右端が、だせる最も黒い色と思ってくれて結構です。
では、ご指導よろしくお願いします。
NO.1002
03/08/09
Re: 円柱。
Hima@豊中美術研究所
観さん、
ふと思ったのですが、文房具店で買ったのならばこれはレジ用の巻紙ではないですか?
ということなら、コピー用紙のような紙質のものが巻いてある状態ですね。
今回は、ハッチング(タッチ)のことを書きましょう。
鉛筆のとがらせ方、塗り方によっても材質感は大きくかわります。
少しタッチの線が甘いというか、(面の表情の)鋭さに乏しいように見えますね。
レジ用の紙ならばなおさらです。
逆に、この描き方は不織布の「キッチンタオル」のような材質感を表現するのには
向いているように思います。そういうモチーフの時にはこう描いてください。<笑>
投影ですが、上の丸さは円柱の楕円と平行ですから同じになります。
両側辺の影は向こうにいくに従って狭くなるということはありません。
(平行か少し拡がる感じのほうがいいです)
NO.1003
03/08/09
Re: 円柱。
観
コピー用紙のようなものが巻いてあります。その通りです。
>鉛筆のとがらせ方、塗り方によっても材質感は大きくかわります。少しタッチの線が甘いというか、(面の表情の)鋭さに乏しいように見えますね。
もっと鉛筆を尖らせて、その先で描けということですか?
タッチを繰り返すと、どうしても紙が擦れるようになってきてタオルのようなカサカサした質感になってしまいます。「面の表情の鋭さ」僕もそれを求めている気がします。
>投影ですが、上の丸さは円柱の楕円と平行ですから同じになります。
いまいちピンと来ません。どのように同じになるのでしょうか?
ご指導お願いします。

NO.1004
03/08/09
Re: 円柱。
Hima@豊中美術研究所
クロスハッチング技法ではデッサンは線で描くのが基本です。
(木炭やコンテによるデッサンの描き方との違いです)
投影がとのようになるのかは実物の形体を分析して知ります。
円柱の場合、
○上面の円形とその投影(ともに楕円形)
○底面とそれを直線で結ぶ側線
ということになります。
図を添付しますのでこれで分かりますか?
青色の線(の外側のみ)が投影の輪郭線の基準になります。
この場合、投影の輪郭はきちんと描く必要はないのですが(輪郭はボカしてもいい)、
少なくともどういう形を基準として暗示しているのかは間違わないようにしてください。
つまり別の形に見えてしまうのはいけません。
NO.1008
03/08/09
Re: 円柱。
観
投影の仕方よく分かりました!
改善したいと思います。
ありがとうございます。
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