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デッサン講座
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ビンと林檎

NO.1093 03/09/06
ビンと林檎


親がウィーンに来ており、又少し休んでしまいました。
ですが念願のケント紙を親が持ってきてくれそれを使ってさっそく描いてみました。
風間完さんの「鉛筆画のすすめ」も届いており、興味深く読ませて頂いてます。天の橋立や八坂など日本情緒溢れる美しさを伸び伸びと描かれておりそれを見させていただくだけでもとても勉強になります。帰ったら必ずまず京都を訪れたく思います。
注意した点。
ビンでは、回転軸を想定して常に左右対称になるように。
ガラスの質感について要所に暗い部分をもっと黒く描く。
林檎では、投影は横方向に流れるように。
中央部から肩にかけて手前の飛び出し感をだす。
輪郭付近の書き方を考える。
結果、林檎の輪郭部分が意識し過ぎてまとまりにかける。そのせいで裏面への回り込みや立体感を今一つ表現できない。
林檎の形が綺麗過ぎて全く面白味がない気がする。
二つの配置やバランスも少し考えるべき。
ケント紙は表面がつるつるしていて少し色がのりにくいと思った。少し強いタッチでもむらがでにくい分、綺麗なトーンを心がけていきたい。
先生ご無沙汰しておりましたが又ご指導宜しくお願い致します。


NO.1094 03/09/06
Re: ビンと林檎
Hima@豊中美研


観さん、
ウィーンにケント紙が届きましたか・・・なんか感慨ぶかいものがありますね。<笑>
○ガラスの「要所の黒」がまだ弱いです。まだまだ軽い感じがします。
○ビンの口の楕円とネジの部分、もっとよく観察して表現してください。
○リンゴは良く描けているのですが、少し描き方が整いすぎというか、機械的になっています。
 (ケント紙に描いたせいかも・・・)
○構図(配置)ですが、左右が空きすぎて上下(特に下のほう)が窮屈。
 もっと用紙全体を活用する(いかす)ように工夫しましょう。
○グレースケールをこんな位置に描いてはいけません。絵が毀れます。


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