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豊中美術研究所
デッサン講座
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NO.2001
04/03/02
きゅうす2
みら@長野
第二室で描いたきゅうすの続きです。
濃くすることに夢中で形が歪んだりしてしまいました。
今度はベージュに見えませんよね?
ご指導お願いします。
時間:1時間
鉛筆:HB,B
NO.2002
04/03/02
Re: きゅうす2
Hima@豊中美研
みらさん、
だいぶ濃くなりましたね、ベージュには見えません。
そのためかデッサンは色と質感の表現のほうに意識が向かってしまって、基本的な立体感が乏しくなっています。
たとえば蓋のツマミや注ぎ口(付け根から先にかけて)の立体感を表現しようという意識がほとんど感じられません。
それぞれ基本的な「あるべきトーン」を忘れたようなデッサンになっています。
色・形・質感ともに複雑なモチーフではこのバランスをとるのが難しいのですね。
とくに「塗りデッサン」の場合はそれぞれの工夫や配慮が見えにくくなってしまうわけです。
NO.2003
04/03/03
Re: きゅうす2
みら@長野
ありがとうございます。
確かに質感と色に夢中になっていて立体感とか忘れてました。
質感の表現を少し抑えて立体感を出すようにするんですね。
つるつるで黒っぽいものって陰の部分があまり暗くは見えない気がするのですが、陰の部分は黒く塗ってしまっていいのでしょうか?
でもそしたら全部真っ黒になってしまいそうだし…。
難しいです(汗
NO.2004
04/03/03
Re: きゅうす2
Hima@豊中美研
的確な明暗(トーン)を自由にあやつれればわずかの幅で立体感が表現できます(できるはずです)。
ただし許容誤差が厳しくなるので、それには高度の技術(デッサン力)が必要になるのですね。
そのためには基礎の段階でしっかり基本を身につけておかなければなりません。
黒っぽいモチーフではなかなかこの勉強ができないので、初歩のうちは必ず(石膏などの)白いモチーフを描くようになっています。
そのほうが上達がはるかに早いという、まぁひとつの「人類の知恵=文化」ですね。<笑>
NO.2010
04/03/03
Re: きゅうす2
みら@長野
なるほどー。
私にはちょっと早すぎたってことでしょうか。
まずは白いモノを沢山描いてみます。
それで上達したらまたこの急須に挑戦します。
ありがとうございました。
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