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豊中美術研究所




デッサン講座
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紙コップ2

NO.2428 04/06/28
紙コップ2
blue


モチーフ:紙コップ
鉛筆:HB・B
時間:50分程度
反省点:各所のゆがみ・グラデーションの濃淡
今晩は。
前回に引き続き、紙コップです。
前回のご指摘どおり、横からライトを当てたものを描いてみました。
こりによりだいぶ明暗がつきました。
また微妙に傾いてしまっていますが、
実はモチーフをおいている場所が傾いているのでこのような形になっています(汗
紙コップ本体の左上の明るい部分はライトによって透過された場所です。
講評、よろしくお願いします。


NO.2430 04/06/29
Re: 紙コップ2
Hima@豊中美研


blueさん、
横から光を当てたとのことですが、それはいいとして
一言で書けば『演出過剰』です。
デッサンの初歩の勉強では
形を正確にとることと
次第に変化するなだらかなトーンを描くことの
練習が重点ですので
もっと「素朴」な気持ちでに取り組みましょう。
過去の作例を研究してください。


NO.2432 04/06/30
Re: 紙コップ2
blue


演出過剰ですか…。
横から光を当てることを極端に実行してしまった、という事でしょうか。
反省します。


NO.2434 04/06/30
Re: 紙コップ2
Hima@豊中美研


トーンには一次的なものと二次的三次的・・・にできる陰影があります。
反射光や透過光というのは後者になるわけです。
これらはまず一次的な陰影(全体のトーン)を描いてから、そのあとの問題になるわけですね。
装飾過剰というのはそういう意味です。(肝心の本体が見えにくくなる)
光を強く当てた場合には、トーンがなだらかに(やわらかく)なりません。
白から黒に急に変化してしまうのです。
これはまた別の問題ですね。


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