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豊中美術研究所
デッサン講座
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NO.2731
04/09/23
トイレットペーパー
花山椒
こんにちは。
ふと絵を描いてみたいと思い、デッサンをはじめてみたものの
全く上手く行かず、己のセンスの無さを思い知った次第です。
所要約1時間
HB鉛筆
スケッチブック
同じモチーフで4枚目なのですが、全くお手本の雰囲気に近づく事ができず
自分でもどこが悪いのか見当がつかない状態なので、よろしくご指導ご鞭撻をお願いいたします。
何故か全体が汚い、雑な感じになってしまうのです、筆圧のせいなのでしょうか。
2Bの鉛筆を使って描くと、全体が文字通り真っ黒になってしまっていました。
NO.2735
04/09/23
Re: トイレットペーパー
hima@豊中美研
花山椒さん、ようこそ。
問題は「線」にあります。
一本一本の線(タッチ)をきちんと描ければデッサンもしっかりしてきます。
跳ねたり踊ったりしている線を抑えるようにしてください。
これでは線がいらぬことを喋りすぎるのです。
線を並べて描くのは「慣れ」ですので、誰でも練習すれば必ず描けるようになります。
「ハモの骨切り」みたいなものです。
花山椒さんはかなりご年配の方かと推察しておりますが、違っていたらごめんなさい。
NO.2743
04/09/24
Re: トイレットペーパー
花山椒
おはようございます。
お返事ありがとうございます。
早速、ご指導の通り、線の調子を抑えて描いてみた所
だいぶ画面がすっきりしました。
しかし、相変わらず納得のいく描写ができず、一番最初に
書いた作品をと見比べてみても、着実な進歩はあまり
見受けることもできず、辛いです。
デッサンの練習、というより、カケアミの練習という感じで
モチーフをあまり見ずに、ひたすらスケッチブックに鉛筆を走らせ、果たしてこのままでいいのだろうか
と漠然とした不安を抱え、頭に疑問符を浮かべたままひたすらカケアミを描いている感じです。
もちろん、ハッチングの技術は基礎の基礎で、これを学ばずに
次のステップに進むというのは、よくない事だと思うのですが
正直、この同一モチーフの模写をただ繰り返すのは
少し苦痛に感じていたりします。
非常に甘えたことを言って申し訳ないのですが、何か少し違ったアプローチからの練習法などはないものでしょうか。
辛くてもとにかく、基礎の基礎なのだから、今は耐えてがんばるべき、ということなのでしょうか。
脇道に逸れた上に長文で申し訳ありませんが
もし持論などをお持ちであるならば、今後の励みにするために
ぜひお聞かせ願いたいです。
>花山椒さんはかなりご年配の方かと推察しておりますが、違っていたらごめんなさい。
詳細はご想像にお任せ致します(笑)
ただ、気持ちだけは若いままでありたいですね。
NO.2746
04/09/24
Re: トイレットペーパー
Hima@豊中美研
そのお気持ち、ごもっともです。
美大受験や就職試験など、目先の生臭い目標がない場合は
楽しく描けることが大切ですよね。
タッチ(ハッチング)の練習はそれなりに楽しいと思われる方もおられるのですが、
もし苦痛ならば(上達はゆっくりになりますが)省略可ですので気になさらないでください。
普通のデッサンを描いていくうちに次第に上達するものです。
きちんと線を描くことを意識しながらデッサンを描いてください。
NO.2747
04/09/25
Re: トイレットペーパー
花山椒
やはり、好く好かない以前に基礎は大事な物ですよね。
しばらく、トイレットペーパーでトーンの練習を続けつつ
あまり固執せずに、他のモチーフにも挑戦してみる事にします。
ご指導ありがとうございました。来週、また報告に来ます。
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