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デッサン講座
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ピーマン01

NO.3629 05/04/27
ピーマン01
シリコンバレー


どうも、シリコンバレーです。
強く描くことを目標に、ピーマンに挑戦しました。
時間 4時間
鉛筆 2H〜4B
用紙 ツルツルの紙(たぶんケント紙)
アメリカのピーマンは日本の八百屋やスーパーで売られているものよりもかなり大きめです。縦横1.5倍から2倍ほどあります。アメリカのスーパーでこれを初めて見たときは驚きました。形は千差万別、ヘタは大きなのが付いたまま。お化けピーマンだと思いましたね。最近では、それも普通になり、むしろ肉厚でとても美味しいなと思うようになりました。
そんなお化けピーマンを強く描こうとしたのですが、
@黒い線が目立つ作品になってしまいました。
A立体感がいまいちない。
Bピーマンのツルツルした質感も表現できていない感じです。
Cヘタはもう少し明るいかもしれません。
Dピーマンの陰が難しかった。ピーマンが持つ本来の濃い色と陰の描き分けができているかなあ。この部分が一番難しかったのです。
今夜、もう一度手を入れようかとも思いましたが、すでに二夜に渡って描いていることですし、このまま出してご意見を頂くことにしました。
よろしくお願いします。


NO.3631 05/04/27
Re: ピーマン01
Hima@豊中美研


シリコンバレーさん、
よく描けていると思います。
「線が目立つ」ということですがその通りで、どう表現していいのか描きすぎて硬くなってしまったようです。輪郭線ではないけれども輪郭線のように見えてしまうのですね。
アメリカのピーマンについてはよく知りませんが<笑>、色はどうでしょう?濃すぎるということはありませんか?
それから光っているハイライトの箇所がいくつかあるのですが、その位置がまちまちで「ツヤ」の表現に見えないのです。
ハイライト(の位置)は陰影の最明部ではなくて光源から出た光が反射して目に届く方向の傾きをもった面(の位置)になります。文章で書くのは難しいですけど・・・ご理解いただけますか?


NO.3632 05/04/27
Re: ピーマン01
シリコンバレー


Himaさん
ご意見ありがとうございました。
>描きすぎて硬くなってしまったようです。輪郭線ではないけれども輪郭線のように見えてしまうのですね。
そうなんですよねえ。まあ、実際かなり濃い部分もあったのですが、「見えるように描く」でしたか、それを実行しようと練りゴムなので薄めようとしましたが、濃く描きすぎており、修正不可でした(笑)。
>色はどうでしょう?濃すぎるということはありませんか?
そうですね、そうかも知れません。ピーマンの陰が濃かったので、そこを黒くしている間に全体が濃くなったのかも。それと光線の角度も良くなかったかも知れませんね。明るい部分があまりなかったのです。
>それから光っているハイライトの箇所がいくつかあるのですが、その位置がまちまちで「ツヤ」の表現に見えないのです。
それが理由ですか。納得。ヘタの周りの果肉が盛り上がったところに転々と明るい部分があり、それも2,3種類の明るさでした。最も明るい部分は2箇所くらいでした。
>ハイライト(の位置)は陰影の最明部ではなくて光源から出た光が反射して目に届く方向の傾きをもった面(の位置)になります。
理論的にはわかりました。今度描くときの反省材料が色々出て勉強になりました。
ピーマンは大好きな野菜です。ちょっと描くには時間がかかりすぎるので、次はちょっと単純なものにするつもりですが、またいずれお化けピーマンを描く所存です。もっとリアリティーのあるピーマンにしたいです。
色々と教えていただいてありがとうございました。


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