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豊中美術研究所




デッサン講座
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ビン

NO.4985 06/09/21
ビン
ふじ


まだ書き始めて少ししか経っていないし、独学なので、基本的なところから教えていただけると嬉しいです♪
2.5時間
B,HB,H
よろしくお願いします!


NO.4986 06/09/21
Re: ビン
Hima@豊中美研


ふじさん、こんにちは。
かならず上達しますから、今の気持ちを忘れずに続けてくださいね。
ビン(回転体一般)を描くときのキーワードは「楕円形」です。
いろんな直径の楕円形の集合体(積み重なったもの)が回転体だと考えてください。
つまりビンを輪郭線の形で見るのではなく最初に楕円をできるだけたくさん発見することが大切なのです。
それぞれの楕円の形は高さ(視角)で決まり(今回のデッサンではありませんが)同じ視角の楕円は相似形になり、さらに上に行くほど平らな楕円、下になるほど丸い楕円になります。
この楕円の関係が狂ってしまうとビンの形は描けません。その不自然さを感じて欲しいところです。
それから普通初心者の皆さんはビンの立体よりも表面的な質感や色に関心が傾いたデッサンを描いてしまうものです。ここで基本(立体のトーン)にまず真剣に取り組めるかどうかでこれからが決まってしまいますので気をつけてくださいね。
ということで古今東西の美術学校で油絵(写実)の初歩の勉強は石膏像(質感も色もない)から始めることになっていますし、鉛筆デッサンの場合も紙コップやトイレットロールなどを描いていただくようにここではアドバイスしています。
ゆっくり、しっかり一歩づつ階段を登っていきましょう。


NO.4987 06/09/21
Re: ビン
ふじ


なるほど楕円形の積み重なったものですか・・・描いているとき輪郭ばかり気にしていました。。
ありがとうございます!
次回は紙コップを描いてみようと思います♪
あの、、前に球体を描いたこともあるのですが、それも見ていただけますか?


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