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豊中美術研究所




デッサン講座
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ヨード卵

NO.5328 07/03/21
ヨード卵
雪ノ下


お久しぶりです。
登録名を変えたのですが、覚えてもらえていらっしゃるでしょうか?
お蔭様で一次試験を突破しました。現役で突破できたのはうちの予備校では2人だけでびっくりしました。
二次も結果発表を待つのみで、今何をしていいのかわからず暇です。二次がダメだったらT美に行きますが、芸大が夢なので来年も受けたいと思っています。
私は描写で戦えと言われ、試験前までかなりレベルを上げたつもりなのですが、表情のない卵を描いてみるとまだまだだなと痛感します。よくこれで受かったな・・・と・・・。
表面を追うのは好きなのですが量感が出ません。あと影も苦手なのが悩みです。講評宜しくお願いします。
ヨード卵
時間:2時間
鉛筆2H〜4B
用紙TMKポスター紙


NO.5329 07/03/22
Re: ヨード卵
Hima@豊中美研


雪ノ下さん、こんにちは。
えっと、登録名を変更されると・・・ごめんなさい、わからなくなります。
(ヒントをいただければ思い出します。たぶん。<笑>)
現役生ですね。
かなり突っ込んだところまで描けています。
あとは「絵づくり」に対する意識でしょう。つまり思想(志向)的なものになります。
色や質感に比べて、卵の丸さ(手前側への湾曲)の捉え方と表現の工夫がまだ甘いです。
この問題は観察で見つけて解決するものではありませんね。
投影が輻輳しているところをそのまんま描いてしまうのも同じ姿勢(というか意識)の問題です。
(投影が表現テーマの場合はこれでもいいですが)
ちょっと難しい説明ですが、なんとか理解してください。
卵は最初は基本トーンの練習として白い卵、そしてこんなふうな茶色い卵、それから(殻をむいた)ゆで卵を描きます。(卵を)見ないで描くのも勉強になります。
これでデッサンに何が欠けているのかを捜しましょう。
いろいろ気が向いたらやってみてください。


NO.5331 07/03/22
Re: ヨード卵
雪ノ下


コメントありがとうございます。
はい、よくわかります!
上手い人の参作をみると、実物はこうみえてないだろうという筆致などが入っているけれど、それが量感を伝えられるような工夫なのですよね。
その表現の工夫とは具体的にどのようにすればいいのか頭を抱えるところですがなんとかやってみます!


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