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豊中美術研究所




デッサン講座
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卵6

NO.7149 09/02/20
卵6
nino


6つ目の卵です。
真っ黒にならないように、描き込みすぎない様にと気をつけていたら多分メリハリがなくなりました。でも真っ黒になりそうで怖くてこれ以上描きこめませんでした。
なかなか丁度いいところで落ち着くのは難しいです。
時間:1時間30分 鉛筆:2H、H、HB、B 紙:スケッチブック


NO.7150 09/02/20
Re: 卵6
Hima@豊中美研


ninoさん、
これだけ丁寧に描いておられるのに、輪郭の処理が甘いので質感と存在感が弱くなってしまっています。
写真でいうと焦点が合っていないという感じですね。
質感(表面の硬さや滑らかさ)は輪郭の処理で決まります。
それと、視点が高いからか卵と机の描きわけ、違いがでていません。
ハッチング(タッチ)はなかなか個性的でいいですよ。こういうのもあり、です。


NO.7152 09/02/20
Re: 卵6
nino


早いご講評ありがとうございます。
>輪郭の処理が甘いので質感と存在感が弱くなってしまっています
確かに寅吉さんの卵などを拝見するとカシーンと表面が硬そうでうらやましい存在感ですね。こんな風に描けるようになりたいです。輪郭の処理気をつけます。
>視点が高いからか卵と机の描きわけ、違いがでていません
卵と机の描きわけ、これも私には難しい問題です。
机は卵の影で表現するしかないと思いますが具体的には・・・
言葉にすると卵は丸くて割れる硬さ、机は平らでしっかりした堅さですか


NO.7153 09/02/20
Re: 卵6
Hima@豊中美研


>言葉にすると卵は丸くて割れる硬さ、机は平らでしっかりした堅さですか
そうです。硬さの表現は難易度が高いですが、とりあえず
卵は曲面でできた立体、机表面は平面という大きな「差」があります。
これは仮に同じ質感・硬さetc.であったとしても必ず描き分けなければいけないことですね。


NO.7156 09/02/21
Re: 卵6
nino


ありがとうございます。
もう一枚、がんばってみます。


NO.7160 09/02/22
Re: 卵6
寅吉


横から失礼します。Himaさんのもとに長居させて頂いて、多くの気づきを頂いています。
ninoさんの卵に、絵に対する誠意を感じます。それしかないという意味じゃないです。伝わるものがあるという意味で言わせていただきます。それに、今回のninoさんのタマゴのタマゴらしい形は、私にはできなくて悩んでいる点だったりします。


NO.7164 09/02/22
Re: 卵6
Hima@豊中美研


そうですね、
それから中央部(卵本体)のタッチ(クロスハッチング)がとてもいいのです。
私が常日頃指導している技法とは違いますが、
この感じでちゃんと描けるようになればもうひとつの「デッサン流派」が確立できそうです。
そういう興味を湧かせてくれますね。こちらも勉強になります。


NO.7185 09/02/24
Re: 卵6
nino


寅吉さん
ありがとうございます。ひとりで家で描いているのでとても励みになります。私は絵で何かを伝えたくて、でもあまりに拙く自分で納得できなくてここに来ました。
Hima先生
私は美術部に所属したこともなく誰にも指導を受けたことがないので自己流になっていたのですね。
このサイト内の「クロスハッチング技法」を見て、7段階のグレイトーンを描いたのが最初です。その技法しか知らないというのが本当のところで、その上その技法も少し間違えて覚えてしまったのですね。
このままでいいということのようですが、ほかのものを描いたときなどこのままではいけない場合改めてご指導ください。
いつも本当にありがとうございます。 


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