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豊中美術研究所




デッサン講座
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手

NO.8240 10/03/25

かんかん


Hima@豊中美研先生
いつもお世話になります。
今回は、手をデッサンしました。
手の甲の立体感と、親指の明暗に苦心しました(人差し指より少し向こうにあります)。
使用鉛筆:2H〜4B
制作時間:3時間半
ご講評を宜しくお願い致します。


NO.8241 10/03/25
Re: 手
Hima@豊中美術研究所


かんかんさん、こんにちは。さきほどは・・・どうも、です。<笑>
>手の甲の立体感と、親指の明暗に苦心しました
そうですね、手の甲と手首あたりの立体感(厚み)の表現が足りないです。
原因は、表面のわずかな凹凸(シワやスジの表現)を描きこみすぎたからですね。
全体を大きく捉えて、その大きなトーンと細部のトーンの「バランス」をうまくとらないといけないわけですが、どうしても大きなほうを忘れがち(無視しがち)になってしまうのです。
ということで、私はこの掲示板で他の皆さんにも最初のうちは細かいものは気にしないよう言い続けているのですが、要は上記の「バランス」です。
これだけ描けるのですからかんかんさんには十分に鑑賞力が備わっていると思います。
その鑑賞力(料理でいえばおいしさがわかる能力)を総動員して取り組んでいただきたいですね。
鉛筆の使い方ですが、黒い粉が浮いたように見える部分(親指のところなど)が気になります。これは4Bの使いすぎかも知れません。


NO.8242 10/03/25
Re: 手
かんかん


早速のご講評、ありがとうございます。
>手の甲と手首あたりの立体感(厚み)の表現が足りないです。
>原因は、表面のわずかな凹凸(シワやスジの表現)を描きこみすぎたからですね。
>全体を大きく捉えて、その大きなトーンと細部のトーンの「バランス」をうまくとらないといけないわけですが、どうしても大きなほうを忘れがち(無視しがち)になってしまうのです。
デッサン中は常に左手を観察していたのですが、細かい所に気を取られ過ぎていたのですね。
自分では気がつかなかったのですが、描いて行く考え方として、「全体の大まかな形→細かなところ」ではなく、「細かなところ→全体」になっていたのだと思います。逆でした。
これからは大まかな形から捉えていくよう、練習してみたいと思います。
>鉛筆の使い方ですが、黒い粉が浮いたように見える部分(親指のところなど)が気になります。これは4Bの使いすぎかも知れません。
確かにこの部分は4Bを多用していました。自分でもなんかゴワゴワした感じだな、と思っていた箇所です。
4Bの使い方には以後気をつけていこうと思います。
細かなところまでアドバイスありがとうございました。
次回も宜しくお願いします。


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