
<携帯版>
豊中美術研究所
デッサン講座
INDEX
←BACK
NEXT→

NO.8306
10/04/08
手A
かんかん
Hima@豊中美研先生こんにちは。
前回ご指摘いただいた立体感に注意して、今回も手を描きました。
指に意識が行かないよう、握った手をデッサンしました。
細かな凹凸や皺よりも、大まかな形の陰影に注意しました。
使用鉛筆:2H〜2B
制作時間:3時間
3B、4Bは使用するとゴワゴワした感じになり、
質感が変わってしまうような気がしたので使用しませんでした。
ご講評を宜しくお願い致します。
NO.8307
10/04/08
Re: 手A
Hima@豊中美術研究所
かんかんさん、
手首から下はいいですが、手のほうは「大きなトーン」がありません。
見えるままに気分で描いているという感じです。
面には「向き」があります。
水平の面ならば垂直方向がその面の「向き」です。
斜めの面(傾いている面)にもそれぞれの「向き」があるわけです。
同じ色(手ならば肌色)の立体のトーンは
「同じ向きの面は同じ明度」になります。
これが「大きなトーン」です。
全体にわたって、この面のトーンの整合性をチェックしてください。
たとえば親指の付根のあたりの「面」は他のどの部分と同じ「向き」かということです。
NO.8308
10/04/08
Re: 手A
かんかん
Hima@豊中美研先生
早速のご講評、ありがとうございます。
>面には「向き」があります。
>水平の面ならば垂直方向がその面の「向き」です。
>斜めの面(傾いている面)にもそれぞれの「向き」があるわけです。
>同じ色(手ならば肌色)の立体のトーンは
>「同じ向きの面は同じ明度」になります。
>これが「大きなトーン」です。
手首までを「円柱」、手首から先を「円錐」と考えて描いていたつもりだったのですが、
手首の少し上から先はトーンの変化がないデッサンになってしまいました。
横から出ている親指と、真上から出ている人差し指が、同じトーンになっている事に、今、気がつきました。
角度が違えば当然明るさも違う事に気がつかず描いていました。
もっと対象を大きく見て、円柱トーンを意識しながら練習して行きたいと思います。
今回いただいたアドバイス、とても内容が濃く、思わずモニター越しに見入ってしまいました。
ご教授ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
←BACK
NEXT→
INDEX
<PC版>
豊中美術研究所