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豊中美術研究所




デッサン講座
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裸婦

NO.9512 12/01/28
裸婦
KURIBO


所用時間、約6〜7時間
素材、木炭紙に木炭
お久しぶりです。
最近は色々とやることがあってデッサンをする機会が減っていました。
こないだ裸婦を描く機会があったので描いてきました。今までコスチュームの人物を描く機会は少しあったものの、ヌードは今回が初めてでした。
手や足の細かい部分の描写に難があります。最後まで苦心して、少しはましになったと思います。骨格、肉付きなんかはまだまだ把握しきれていません。実際、解剖学的なことはよくわかりませんので。木炭での表現なんかはその時の先生に「タッチがきれいなのでこのまま進んで行くと良い」というようなことを言われました。(写真では少々分かりずらいかも知れません)
講評お願いします。


NO.9514 12/01/28
Re: 裸婦
Hima@豊中美研


KURIBOさん、
たぶんこれは「描きすぎ」です。
もっとシンプルな、描く人の息づかいが聞こえてくるレベルでの問題を重視しましょう。
別の言葉でいえば、「描かなくてもよいものまで描いてしまっている」。
そのためにますます大事なことが隠れてしまったわけです。
「人体」である前に「人間」を描いているのですから、「人物デッサン」が「人体デッサン」にならないように。
ということで私は初心者の人には背後からの絵は奨めないのですが、正面からとなるとやはり・・・照れくさいとかあったのですか?<笑>


NO.9515 12/01/28
Re: 裸婦
KURIBO


描きすぎですか。
あまり気づきませんでしたが、確かにそれがデッサンの実在感を少し薄れさせているのかもしれません。
恥ずかしかったというより、ポーズの決め方に問題がありましたね。最初の15分位はクロッキーで、モデルさんに1ポーズ毎に向きを変えてもらい4ポーズやって、多数決で向きとポーズが決まってしまいました。最初の位置はあんまり関係ありませんでしたね。
でも、確かに正面は恥ずかしかったかもしれませんね(笑)


NO.9516 12/01/28
Re: 裸婦
Hima@豊中美研


はい。
例えば背中の皮膚のたるみとか、膝の裏側の表現だとか・・・
ちょっと方向が違うような気がするのですよね。
百歩ゆずって生活感(?)の表現ならば、やはり顔が見えてこそです。
・・・と、私は思うのです。


NO.9517 12/01/28
Re: 裸婦
KURIBO


その「方向」というのは、私のデッサンについての事ですか?それとも木炭によるデッサン全般についての事ですか?
要するに、表面的な仕事になってしまっていて、もっと本質的なものを表現しきれなかったということですかね。たぶん私の場合はどっち付かずのデッサンをしているのでしょう。


NO.9518 12/01/28
Re: 裸婦
Hima@豊中美研


>たぶん私の場合はどっち付かずのデッサンをしているのでしょう。
でも「初めて」にしてはしっかり食いついて、気合いをこめて描かれていると思います。


NO.9534 12/01/30
Re: 裸婦
KURIBO


次は絶対に「人物」を描きたいです。
絵を描く前にもっと気持ち(方向)を決めて描きます。
正確なご講評ありがとうございます。


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