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めぐりんごさん、ご無沙汰でしたね。
鉛筆の使い方はなかなかいいです。これは立方体でさんざん練習した成果でしょう。
今回は「明暗境界線(明暗稜線とも言う)」がキーワードになります。
光の当たっている物体にはかならずこの「明暗境界線」が存在します。(ただし形としてくっきり見えないのが普通です)
たとえば地球儀に北極方向から光が当たっているとすれば、赤道が明暗境界線になるわけです。
このデッサン(ほとんど球体なので地球儀と同じはず)ではこの明暗境界線がおかしいです。(赤道の位置ではない)
このデッサンで明暗境界線がどうなっているか辿ってなぞってみてください。
(球体の場合は明暗境界線で切断すれば体積等量の2つの半球になるはずです)
おがたさん、
「白さ」の表現については前作と比べてずいぶん良くなりました。
ですが、外側面の「中間トーンの幅」は狭くなってしまいましたね。
白と黒に分かれすぎです。
キーワードは「ならだかに変化するやわらかい中間トーン(灰色)です」
絵をチラッと見たときに「おお、リンゴだ!」と感じさせる力(パワー)のことです。
芯の周辺(リンゴの「顔」の部分)の表現でこれが出せればいいデッサンになりますね。
いまのところ、それがまだ弱いと思うわけです。
次作に期待しています。
ここではあまり秘密を明かしたくないのですが、
>具体的に何を意識すればトーンについて上達することができるのでしょうか??
こう質問されれば答えないわけにはいきません。<笑>
キーワードは「幅」です。(表現に必要なものを強める、不要なものは切り捨てるという意味ですね)
具体的には実際に網膜に映っている像そのままよりも明暗差を強調する、色彩(明度)差を強調するということですね
これはよい作品(そのへんに転がっているデッサン作品ではなくレンブラントとか・・・ですよ)に共通する事です。
内緒の話ですからあまり世の中に広めないようにしてください。
Hima先生、こんにちは。
先日はありがとうございました。
用紙:水彩画用紙(八つ切り)
鉛筆:6B、4B、2B、HB、2H
時間:70分
リンゴを描いてみました。
ガシガシ塗ったつもりでしたが、ネットで「りんご デッサン」というキーワードで検索をかけて、他の方の作品をいろいろと見たりもしましたが・・・やはりどうも薄いですよね。
思い切って塗っていくのが怖いのかもしれません。
描いていくうちに、本物とはかけ離れ、縦に長くなってしまいました。
おりえさん、
指を入れる穴の大きさが違う(対称ではない)ように見えるのですが実際はどうなのでしょうか?
刃の部分は手前が短くて細いように見えますね。
(以上、実物が手元にないので私の勘違いかも)
>伺いたいのですが刃の部分は黒で、見た感じはどこも同じ黒だったのですが、
>こういう場合はわずかな光を見つけるなり若しくは捏造して単調な黒にしない方が
>良かったのでしょうか?
黒い刃の場合は質感よりもまず形(立体感)、その次に色の表現です。
○黒さの表現はいいですが、板状の厚みがある立体のトーン(上面と側面の差)が弱いです。
○取っ手は何色かわかりませんが、真っ黒ではないと思いますので刃の黒ともっと差をつけましょう。
双方共通のキーワードは「差」ですね。「幅をひろげる」ともいいます。
そちらのほうの「捏造」を考えてください。
アドバイス色々ありがとうございます。
形が色々と歪んでいるのに気づきませんでした。。。
全体ばかり見て細部を見ていませんでした。
>双方共通のキーワードは「差」ですね。「幅をひろげる」ともいいます。
そちらのほうの「捏造」を考えてください。
「差」ですね。そういう部分の捏造は全然頭になかったです。
まだまだ見たまんまに捉われています。
ありがとうございました。
yamaさん、
反射光部が白すぎます。
あくまで「暗部のなかの明るみ」として描きましょう。
下に白い紙を敷いているのも関係しますね。
影の形(位置)もう少し左&手前に。
この影の問題に関しては「二重化」というキーワードでワード検索してみてください。
>例えばもっと緻密にまんべんなく色を載せていけば、より紙コップのような繊細な質感を表現できるのでしょうか?
まずトーン(の描き方)を身につけることです。
「やわらかいトーン」「なだらかに変化するトーン」がキーワードです。
トーンに「暗部・中間部・明部」の3種類があるとして、「中間部」のトーンが課題ですね。
ご返信ありがとうございます
>>まずトーン(の描き方)を身につけることです。
>>「やわらかいトーン」「なだらかに変化するトーン」がキーワードです。
>>トーンに「暗部・中間部・明部」の3種類があるとして、「中間部」のトーンが課題ですね。
そうですね。他の方の書いたものと見比べてもまだまだ良くしていくべき所が多々あるので、まずはトーンをきっちり掛けるようになりたいと思います。
次回もご講評宜しくお願いします。
YUさん、
外側の暗部はもう少し濃く、それで存在感、さらにより白い感じも表現できます。
内側はもっと左右の明暗差を作るといいです。
このような白いモチーフであるからこそ、キーワードは「より強い表現」です。
黒砂糖さん、
しっかり描けています。
「見ること」に関しては大丈夫ですね。
少し古いカボチャでしょうか?
Aの部分の平坦感(平面感)、包丁でスパッと切った「人工的」な面として
他の部分との違いを強調する気持ちで描いて欲しいです。
同じく点線のところのエッジの際立ちやBの部分の角の(尖りの)強調なども必要でしょう。
デッサンの方向性の問題として、「見せること」に関して、ですね。
影のCの部分はもう少し暗いほうがいいです。
キーワード(これからの課題)は「見ること」と「見せること」、です。
この掲示板の「ワード検索」機能を使って『2重化』という言葉を検索してみてください。
過去ログにヒントが見つかります。
こんぺいとうさん、こんにちは。
少し黒いですが、元気があっていいでしょう。
手の形は人それぞれですのでコメントが難しいのですが
親指以外の指の付け根の実際の関節の並びはほとんど等間隔、いくらか小指側が狭くなっているはずです。(この絵では逆ですね)
掌のデッサンのポーズ設定の基本は、
○手の表裏が見えること。
○爪が見えること。(全部の指でなくてもいいです)
○伸ばした指と曲がった指があること
などです。
キーワードは「幅」「変化」ですね。
裏だけとか表だけとか全部の指が同じ形とか、一本調子にならないようにしましょう。
Hima@豊中美研様
早速のご評価ありがとうございます。
>掌のデッサンのポーズ設定の基本は、
>○手の表裏が見えること。
>○爪が見えること。(全部の指でなくてもいいです)
>○伸ばした指と曲がった指があること
>などです。
了解しました。自己流で書いているだけだと解らないことばかりで
このようなご意見をいただけるのは大変嬉しいです。
>キーワードは「幅」「変化」ですね。
>裏だけとか表だけとか全部の指が同じ形とか、一本調子にならないようにしましょう。
解りました。なかなか難しいですね。。。
他の人の作品を観て研究してみます。
ありがとうございました。
manahさん、ようこそ。
これは「1モチーフ」なのですが、たくさんありすぎますので構図の話に絞らせていただきます。
次回は「シンプル」なモチーフでお願いします。
まず全体が突っ立ってしまっています。(垂直&左右対称すぎです)
【変化とバランス】がデッサンの(特に構図構成の)キーワードです。
花の形にしてもすべての花がほとんど同じ角度から見たものになっています。
真正面から、横から、後からなどの「変化」がありません。
茎の配置(間隔や長さ)についても同様のことが言えます。
それほかは書いておられる反省の通りです。
めしべの先はもっ濃く(ほとんど黒でもいいくらい)、
そして茎には「円柱トーン」(円柱形としての明暗)を加えてみましょう。
ぱぱさん、こんにちは。
今回のデッサンも見る方向(=構図・配置)に問題があります。
3つの面の形が同じ菱形になっていますね。
表現は「変化とバランス」がキーワードです。
左右対称にならないようにすることともう少し視点を下げたほうがいいでしょう。
塗りもずいぶんうすいように見えます。
※作品投稿間隔は7日(1週間)あけてください。一日のフライングです。
ひろさん、ようこそ。
基礎の勉強ですから、順にやりましょう。
良いところは自然に伸びると思います。
まず構図ですが、このように立方体の3つの面が同じ形に見える方向から描くのは良くないです。
表現のキーワードは「変化とバランス」です。
視点を少し下げて、そして左右対称にならない(もっとも適切な)方向をさがしてください。
上面と左側面のトーンの「差」がもう少しほしいですね。
影を描くのならばもっと空間の広がりを感じさせてくれる影にしましょう。
【検索機能を強化しました】
「ワード検索」結果から画像つきの該当過去ログのページにハイパーリンク(番号部分の)で到達できるようにいたしました。
(皆さんの過去の投稿・作品が探しやすいように・・・です)
お試しください。
mimiさん、
まず土台になる「大きなトーン」を身につけましょう。「円柱トーン」でこの掲示板内をワード検索してみてください。
やわらかいトーンで曲面の表現をするわけですから、光もあまり強くならないほうがいいです。
縁の影やつなぎ目や(円柱トーン以外の)影などはその次の問題になります。
デッサンを遠くから見ても「そこに真っ白の紙コップが置いてある」という感じの表現がテーマです。
近づいて目をこらして眺めるところ(細かい表現)については後回しでいいでしょう。