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豊中美術研究所
デッサン講座
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NO.6451
08/05/07
工具を持った手
寅吉
左手に工具を持たせてみました。
時間:3時間
鉛筆:HB
脱力した手ばかり描いていたので、
工具を使用している時の力感を出そうとしてみました。
弱い絵しか描けていないのを打破したい気持ちを
ぶつけるように描きましたが、
この方向は間違っていますでしょうか。
ご講評よろしくお願い致します。
NO.6453
08/05/08
Re: 工具を持った手
Hima@豊中美研
寅吉さん、
打破できたかどうかはともかく、こういうデッサンもいいと思います。
私はこのモチーフを見ていないので心もとないですが、手もふくめてすべての部分の色トーンが同じに見えます。
少なくとも金属の部分と肌はまったく違うわけでその描きわけを徹底(強調するくらいの気持ちで)してください。
そうでないとやはり大人しい(弱い)感じが残ってしまいます。
柄の形が反って(ねじれて)いるように見えるのですが、これは力を入れている表現のために故意にそうされたのですか?
工具としては、逆回しにも使うもののはずですので(もしそういう工具なら)中心軸が真っすぐに通ってないといけません。
それから親指が小さい(細い)ですね。
親指は指のなかで最も強い指として描くべきだと思います。
NO.6454
08/05/08
Re: 工具を持った手
寅吉
はい、親指を描けてない自覚あります。
なぜか萎縮してしまっていますね。
描いているうちに、小さくなってきます。
金属と肌とを描きわけについては、
自分なりに意識してはいたので、
まだまだ出来ていないことを認識できました。
工具については、掌の中に隠れた部分に変化があります。
工具と構図の選択ミスだったと思います。
(そもそも手と工具の角度もおかしいですが)
ありがとうございました。
励みになります。
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