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豊中美術研究所




デッサン講座
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人物デッサン

NO.7158 09/02/22
人物デッサン
きょろねこ


お世話になっております。クロッキー会で初めて男性を描いてきました。
クロッキーがメインでしたが、デッサンができる固定ポーズが1時間15分あり、その中で描いたものです。いつもと違い短い時間でどこまで描けるのか心配していたのですが、やはりというか中途半端な状態で時間切れになりました(涙)。ダビデ像のような素晴しいモデルさんだったのに申し訳ないことでした・・・。
用紙はB3画用紙、鉛筆は2Bのみ使用しました。どうぞご指導よろしくお願いいたします。


NO.7163 09/02/22
Re: 人物デッサン
Hima@豊中美研


きょろねこさん、
タッチですね。甘いというか丸いというか。
タッチは重ねていくのではなく、彫り込んでいくつもりで描きましょう。
撫でるのではなく削る気持ちです。輪郭についても同様です。
・・・というようなわかりにくい説明になります。ここがじれったいところです。<笑>
髪の毛はこんなに白かったですか?


NO.7166 09/02/22
Re: 人物デッサン
きょろねこ


ご講評ありがとうございました。
ご指摘のとおり、タッチが甘く画にしまりがありません(涙)。彫刻のようにざくざく掘りこむように描けたらもっと毅然としてくると思うのですが・・・やはり何を描いても根本的な問題は同じところにあるという気がします。
いつもの課題「面の変わり目」「稜線」を克服するにはどんなモチーフを描くのが良いのか、迷っています・・・。
髪の毛はいつも真っ黒にしてしまうので、天井(照明)に近い頭頂部はあえてあまり塗らずにおこうとしましたが、確かにこれでは全然黒髪に見えないです(汗)。
目線の高さにある腰から手前に来る足をしっかり描き、かなり見上げる位置にある上半身との差をつけてみようとしてのですが、構図の詰め技術共に中途半端でした(汗汗)。


NO.7173 09/02/22
Re: 人物デッサン
Hima@豊中美研


肉屋の牛肉と同じく、人間の体も「赤身」と「脂身」と「スジ」でできています。
その違いをもっと意識しましょう。
これ『触感』といえばいいのですかね。


NO.7174 09/02/22
Re: 人物デッサン
きょろねこ


ありがとうございます。
以前の「みかんの生産者にはみかんの微妙な形の違いでその種類がわかる」というお話を思い出しました。
人物デッサンでも「描く対象を手で撫でるようなつもりで描く」(実際に撫でられればそれに越したことはないけれど)というご指摘をいただいたことがありますが、まさにその「触感」が全然不足していました。
またチャンスを見つけて是非描いてみたいです。


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