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豊中美術研究所




デッサン講座
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球

NO.8770 10/11/29

ボブ


Hima@豊中美研様 こんばんわ。
一週間ずっと球やトイレットペーパーの芯や紙コップの
デッサンをしてました。
こんなに真剣に簡単な形のものを描いたことがなかったんですが、描いてみるととても難しかったです。
ご講評よろしくお願いします。


NO.8772 10/11/29
Re: 球
ボブ


時間は2時間で、鉛筆はH,F,B,2B,3B,4Bです。よろしくお願いします。

NO.8773 10/11/30
Re: 球
Hima@豊中美研


ボブさん、
球体のトーンの勉強です。
もちろん練習を重ねて自由に明暗を操れるようになることが大切なのですが
もうひとつ、考え方も鍛えねばなりません。
たとえば、明暗の境界線が直線になってしまうと球体の表現が弱くなります。
これはカーブ(くぼみ)をもたせるのが正しいでしょう。
そうなる方向から光を照射する設定にしてください。
塗りについては、球の暗部が平坦すぎることと影に段がついてしまっていることが気になります。
暗部も影もなだらかに変化する明暗で描きましょう。
トップページにある参考作品(球のデッサン)を研究してください。


NO.8774 10/11/30
Re: 球
ボブ


Hima@豊中美研様 いつも講評ありがとうございます。
球体はどこから光を当てても一緒だと思っていました。
>塗りについては、球の暗部が平坦すぎることと影に段がついてしまっていることが気になります。
暗部も影もなだらかに変化する明暗で描きましょう。
暗部は同じようなトーンに見えるのは錯覚なのでしょうか…見えたまま描いているつもりですが、それでは立体的にならないんですね。
影については部屋の照明(四つの電球)と電気スタンドで照らしているんですが、もう少し自然に見えるように考えてやってみます。
構図や光の当て方もですがもっと考え方を鍛えないといけないんですね。とても勉強になります。
参考作品を研究して、もっと良く描けるように頑張ります。
また来週お願いします!


NO.8775 10/11/30
Re: 球
Hima@豊中美研


>暗部は同じようなトーンに見えるのは錯覚なのでしょうか…見えたまま描いているつもりですが、それでは立体的にならないんですね。
はい。
デッサンは「見えたまま描く」のではありません。「見えるように描く」のです。
そのためにさりげない「作為」を加えるなどしてより立体的に見せる工夫がアート(作者の技量=作品の値打ち)です。
※これはあくまで「さりげなく」であって「わざとらしく」にならないように。


NO.8776 10/11/30
Re: 球
ボブ


>デッサンは「見えたまま描く」のではありません。「見えるように描く」のです。
そのためにさりげない「作為」を加えるなどしてより立体的に見せる工夫がアート(作者の技量=作品の値打ち)です。
※これはあくまで「さりげなく」であって「わざとらしく」にならないように。
わかりやすくありがとうございます。これらを考えながら今度から取り組むようにします。


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